絵本「えんとつ町のプペル」には、音楽があります。映画のプロモーションの一環として制作された主題歌なんですが、作品の世界観を表した歌詞・とてもやさしいメロディ♪
絵本に興味を持ってるあなたなら、きっとお気に入りになると思います。
そんな音楽『えんとつ町のプペル』についてまとめています。
歌っているアーティストの情報や、制作された西野さん歌唱バージョン、多数のアーティストによるカバー等、プペル音楽の魅力に迫ります☆
映画「えんとつ町のプペル」主題歌について
「えんとつ町のプペル」CD
「えんとつ町のプペル」の歌は、こちらのCDに収録されています。
歌:大王とLozareena 作詞・作曲:西野亮廣 編曲:渡邊崇 |
ここで聞くことができますよ☞えんとつ町のプペル
CDで歌っているのは、
- シンガーソングライターのロザリーナ
- 劇作家の大王(後藤ひろひと)
のお2人です。
この投稿をInstagramで見る
どういう経緯でお2人が歌われているかというと、、、
西野さんはロザリーナさんのファンで、この曲が収録されている1st Mini Album「ロザリーナ」が発売時に、こんなコメントを寄せていました。
◆西野亮博氏コメント◆
「大ファンです。ときどき彼女の歌の世界に逃げ込んでは、救われ、そして、その圧倒的な才能に嫉妬しています。」
そして、大王こと後藤ひろひとさんは、西野さんとは古くから交流がありまして。
出会いは、2002年に放送されていた番組「ゲンキ王国~GENKING~」。西野さんがWEST SIDE(ロザン、ランディーズ、キングコング)として活動していた頃、大王と出会ってコントのことなどいろんな相談をしていたとのこと。
大王はものすごい劇作家ですから、とても刺激を受けたんだろうなと想像します。当時のエピソードについては、「グッドコマーシャル」文庫の解説に大王自身が詳しく書かれています☆
ちなみに、後藤ひろひとさんは数々の名作を生み出しておられますが、私が観劇して号泣した舞台は、「MIDSUMMER CAROL ガマ王子 vs ザリガニ魔人」でした。
映画化(『パコと魔法の絵本』)もされたので、こちらでピンとくる方も多いのではないでしょうか。
歌詞に込められたメッセージ
作詞・作曲は、キングコング西野さん。
とてもキレイな歌詞で、絵本の内容がまとまっています。歌詞全文はこちらです。
『えんとつ町のプペル』
ハロウィンの夜にやってきた
体がゴミのゴミ人間
えんとつ町は大騒ぎ ひどいニオイさ
「臭い 臭い」と囃されて
キミは外にハジかれる
一人ぼっちのゴミ人間
だけどどうだ?ゴミの体のその奥には
綺麗なハートがある
ごらん、体の汚れなんて洗えばこのとおり
見た目なんてどうだっていいのさ
キミはとても素敵ハロハロハロハロウィン
プペプップープペル
心優しいゴミ人間
ハロハロハロハロウィン
プペプップープペル
キミはボクの友達嘘つき呼ばわりされたパパが言ってたよ
「えんとつ町の煙の上には星がある」って
聞いてよプペル
ボクのパパは嘘つきなんかじゃない
いつか煙の上にボクを連れていってよ
星の海にプカプカ浮かぶ
そんな夜は素敵ハロハロハロハロウィン
プペプップープペル
奇跡が近づいてる
ハロハロハロハロウィン
プペプップープペル
えんとつ町の物語油の涙を拭いてホラ
その顔、見せておくれ
きっとまた遠くに行ってしまうんだろう?
だからその日までたくさん遊ぼうよ二人でハロハロハロハロウィン
プペプップープペル
心優しいゴミ人間
ハロハロハロハロウィン
プペプップープペル
キミはボクの友達ハロハロハロハロウィン
プペプップープペル
奇跡が近づいてる
ハロハロハロハロウィン
プペプップープペル
えんとつ町の物語
繰り返される”ハロハロハロハロウィン
プペプップープペル”のフレーズが印象的で、つい口ずさみたくなるような優しいメロディです♪
歌詞に込められたメッセージについて、西野さんご本人がブログでこのように書かれていました。
黒い煙に包まれた『えんとつ町』というのは、閉塞感のある『現代社会』のことで、
煙の上の星を目指すゴミ人間というのは、
『まわりから笑われながらも、挑戦する人』のことである。『えんとつ町のプペル』という絵本のメッセージ、と言っちゃうと少し照れ臭いが、まぁ、そういうことだ。
歌詞の内容・意味については、絵本のあらすじを読めばばっちりわかります☆こちらで詳しくまとめています。
「えんとつ町のプペル」西野さんバージョン
西野さんご本人がギターを弾きながら歌っている動画がいくつかあります♪
私が好きなのがこちら。ロザリーナさんと一緒に歌っているバージョンです。
こちらは、天才万博2019での弾き語りの様子です。
いや~、どちらも優しい歌声です。思わず聞き入ってしまいますね。
「えんとつ町のプペル」カバー おすすめ厳選4曲♪
今、いろんなアーティストがこの曲をカバーして、YOUTUBEにどんどん挙がっています。完成度の高いものがたくさんあって、聴き比べをしてる人も多いはず。なぜたくさんの動画が挙がっているかというと、
映画『えんとつ町のプペル』の主題歌のカバー曲をYouTubeにアップすると、西野さんがシェアしてくれるという企画をやっているから
なんです。
2020年12月公開に向けてのプロモーションの一環なんでしょうね。アーティストの方も多くの人の目にふれるチャンスですし、どちらにとってもウィンウィンの素敵な企画です。
たくさんのカバーがありますが、ここではおすすめ動画を4つ挙げています♪ちなみに、この4曲は、舞台「えんとつ町のプペル」で開演前に流れる客席内BGMに選ばれた曲です。
HighT
アカシアオルケスタ
佐野仁美
Yo1Ko2
まとめ
以上、「えんとつ町のプペル」の音楽について見てきました。
絵本の世界観が伝わる歌詞・やさしいメロディの魅力いっぱいの楽曲ですよね。私も気づいたら、ついつい再生してしまってることが多いです。
しかも、西野さんバージョン、アーティストによるカバーバージョンなどがあって、同じ歌だけどいろいろ楽しめるのが素敵です。歌い方、楽器、アレンジなどそれぞれの良さがあって、優劣つけがたいです。
個人的には、大王(後藤ひろひと)の歌い方がインパクトあってすごく好みです。なんか舞台!!って感じがして熱を感じます。
プペルの歌が気に入ったなら、今度はぜひいろんなバージョンを楽しんでみてください(^^)/さらに新たな魅力が見つかるかもしれません☆
コメント