宮沢賢治の読書感想文おすすめ作品|対象年齢(小学生・中学生)別

感想文
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教科書でもおなじみの宮沢賢治。多数の名作童話を残し、時代を超えて読みつがれる作家の一人です。

有名な作品が多くあり、「宮沢賢治に興味がでてきたので読んでみたいな」と思ったときに、どれから読もうか、ちょっと迷ってしまうという人も多いのではないでしょうか。

読書感想文を書く際にも、どの本を選ぼうか悩んだりすることもありますよね。

 

そこで、本記事では読みやすくて読書感想文にもぴったりの作品をご紹介します☆それぞれのあらすじ・読書感想文の例文も載せているので、ぜひご覧になってみてください👀

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小学生におすすめの作品

小学生におすすめの宮沢賢治作品について、見ていきましょう。

だいたいの作品がファンタジー要素があり読みやすいのですが、よく読むと深いテーマが感じられるものが多いです。

そのため、感想文の題材としてもおすすめです。書き方しだいでは深い文章を書くことが可能ですよ。そのあたり気になったら、ぜひ例文をチェックしてみてください。

「注文の多い料理店」

小学校中学年~

道に迷った二人の猟師が、山奥の料理店。そこはお店からお客さんへいろんな注文をしてくる変わった料理店。猟師はいったいどうなってしまうのか…

 

そんなあらすじで、一度読んだら「次はどうなるんだろう?」と続きが気になって、どんどん読み進めてしまう物語です。

もしも、自分のことを読書が苦手だと思っていたとしても、気にしないでください。きっと、ページをめくる手が止まらなくなると思います。スピード感ある作品となっています。

「やまなし」

小学校中学年~

作中の「クラムボンはわらったよ」が有名な童話です。カニのお話なんですが、とてもファンタジー要素あふれる素敵なお話です。

ただ、そんな世界観のイメージには合わないちょっと怖い言葉なども出てきて、ドキッとする物語だと思います。

「セロ弾きのゴーシュ」

小学校中学年~

こちらもファンタジーなお話です。たくさんの動物がでてきて、主人公のゴーシュといろんなおしゃべりをします。また、作中で演奏される曲たちも読みどころのひとつです。

「オツベルと象」

小学校中学年~

これまでご紹介した作品とはすこしイメージがちがい、あまり夢のないお話になります。人間にだまされて労働させられる象の物語。

読んでいると、一日中働かされる象に感情移入してつらくなります。そして、こき使う人間のことが嫌いになってしまうことでしょう。

「あれ、この人間と象の関係。何かに似てるんじゃ・・・」

そんな風に考えると、感想文がぐっと書きやすくなるかも💡

「猫の事務所」

小学校中学年~

猫たちが働いている事務所の童話です。ぱっと見た感じ「可愛いお話なんだろうな」と思ってしまいますが、そうではありません。

登場する猫たちがやけに人間的で、ちょっと暗い気持ちになるかもしれません。短い話でとても読みやすいですが、わかりやすいハッピーエンドではないのが印象に残る作品です。

「風の又三郎」

小学校中学年~

その子がいると、いつも風が吹くことから、みんなから「風の又三郎」と呼ばれることになった転校生。学校のみんなから風の又三郎と言われ続けることについて、彼はどんな風に感じていたのだろう?

幻想的な要素もあってやわらかい雰囲気で読みやすいですが、同時に、人は自分たちと違う人をどう見てどのように接するのか、など考えさせられる一冊です。

「よだかの星」

小学校中学年~

主人公は、容姿がみにくい鳥よだか。周りから、ひどい仕打ちをうけるよだかは、つらい日々を過ごしていた。そして、思い悩んだよだかは、空高く飛び続け・・・

 

とても重く悲しいお話です。深く傷つき、思い悩んだ果てに取るよだかの行動、ラストの空高く飛び続ける描写は息つまるものがあります。この感覚は、読書ならでは。ぜひお時間あれば、賢治の文章で直接味わってみてください。

中学生におすすめの作品

「銀河鉄道の夜」

小学校高学年、中学生~

空想好きの少年ジョバンニがカムパネルラと銀河鉄道に乗って旅をするという不思議なお話です。

小学生でも読むことはできますが、やや長いのとテーマが深いので、この作品をしっかり理解するには中学生以上のほうがよいかもしれません。

物語で繰り返し出てくる”ほんとうの幸い”とはいったい何なのだろう?と考えさせられます。

 

この物語には幻想的な風景がたくさん登場しますが、賢治が文章で描いたそれらの光景を絵で楽しみたいのなら、清川あさみさんによるこちらの絵本がほんとうに綺麗ですよ。

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まとめ

宮沢賢治のおすすめ作品について見てきました☆

動物が話したり、銀河を旅したりと夢のある子ども向けの童話を主にまとめましたが、どの作品もそれだけでなく、しっかりとしたテーマがあります。そのため、深く読むことで中身の濃い読書感想文が書ける本となっています。

本の内容や感想文の書き方など気になった作品があれば、ぜひそれぞれの詳細をご覧になってみてください(^^)/

 

それと、簡単な”感想文の書き方”については、こちらでまとめています☆あわせてご覧になってみてください♪

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