「しっぱいにかんぱい!」あらすじ・読書感想文

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「しっぱいにかんぱい!」は、読むととても優しい気持ちになる素敵なお話です。対象年齢は小学校低学年からの本で読みやすいのですが、内容はすごく深いんです。

読書感想文にもぴったりの一冊です☆

本記事では、

  • あらすじ
  • 読書感想文

をご紹介しています。あらすじでお話のポイントをおさえて、感想文を読むと書き方のイメージができるはず♪ぜひご覧になって、感想文を書くときの参考にしてもらえると嬉しいです。

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「しっぱいにかんぱい!」あらすじ

達也のお姉ちゃんの加奈は、先日の運動会から落ち込みっぱなし。ずっと選ばれてきたリレー選手最後の年だったのに、バトンパスに失敗して、一等賞から失格になってしまったのだ。

 

翌日、お父さんお母さんは約束のお出かけに行ってしまった。達也が困っていると、おじいちゃんから電話がきた。おうちに来ないかと誘われ、加奈も行くことになった。

おじいちゃんの家に着くと、いとこの洋とまなみちゃんも一緒に、ハラン寿司を作った。そこに、横浜のおじさんとおばさんも来た。

ごちそうが並ぶと、その横で足を蹴りあげ始めた洋に、まなみが注意した。

「洋、やめなさい。失敗したばかりじゃないの」

 

皆で乾杯すると、洋の失敗についておじいちゃんが尋ねた。学校の昇降口でキックの真似をしたら足が当たり、ガラス扉にヒビが入ってしまったらしい。クラスのいたずらっこも先生も、手当てしたり励ましてくれた。

 

今度はまなみの失敗の話だ。近くのスーパーにどうしても自転車で行きたくて、乗っていくことにした。だけどスーパーの帰りに鍵がなくて、お母さんに怒られながら自転車をかついで帰ることになってしまった。このことを書いた作文は、『学級だより』に載ることになった。

 

達也は、引っ越した友達にもらったハムスターが行方不明になった時のことを話した。結局、お父さんに手伝ってもらい、なんとかハムちゃんを見つけ出すことに成功した。

 

横浜のおばさんは、孫のバースデーケーキを小さなトラックの上に置きっ放しにしてしまった時のことを話した。そのガラス屋のトラックが走り出してしまい、諦めてまたケーキを買いに行くと、なんとガラス屋さんが買ったはずのケーキを届けてくれていたのだった。

 

そして最後に、おじいちゃんの話。

昔、生徒の太一がガラスを割ってしまい、廊下に立たせていた。その後の会議で太一のことを忘れていたおじいちゃんは、家に帰ってから気づいて真っ青になった。慌てて学校に戻ると、なぜか修という生徒だけが立っていた。太一は子守があるので、早く帰る必要があった。その代わりに立っていたのだ。先生だったおじいちゃんは、忘れた言い訳を考えていた自分を恥ずかしく思い、たくさん謝りながら、修を家まで送っていった。

 

すると、その話を聞いて笑っていた加奈が、自分の失敗について語り出した。

「私の失敗も、笑って話せる日がくるかしら……」

「くるとも、失敗を大事にして、大きくなってくれよ」

おじいちゃんはそう言って加奈を励まし、皆もうなずいた。

「さあ、加奈のしっぱいに、そして皆の失敗に、かんぱいだ」

ーーかんぱーいーー

皆立ち上がって、伸び上がって、大きく大きくかんぱいした。

「しっぱいんかんぱい!」読書感想文

ああ、失敗してはいけないとばっかり、思ってた!

 

この本のタイトルを見たとき、まず思ったのは自分のそんなくせのことだった。わたしは実は、とってもおっちょこちょいだ。特に共感できたのは、加奈と達也のいとこのまなみの失敗。「止めといたら?」と言われても、どうしてもやりたい!という気持ちが勝ってしまって、あとで大変な失敗をしてしまう。そして、周りの人に迷惑をかけてしまったり、お母さんに怒られたりしてしまう。そんな経験が、わたしにも何個もある。

だから、怒られないように、と、ちゃんとした大人を目指して頑張ってきたのだけど。「失敗しちゃ、だめ」という気持ちでいっぱいになり、どこかどんよりした感じになっていたような気がする。

 

失敗するのは、とても怖いことだ。加奈は、わたしと同じように、周りに迷惑をかけたことのショックで落ち込んでしまっている。だけど、周りのみんなは、意外と大したことないよ!と思っている。わたしの周りにいる人たちも、きっと同じことを考えているに違いない。

 

有名なことわざで「失敗は成功の母」という言葉がある。この物語は、子どもだけの失敗じゃなくて、大人の失敗も書いてあって、「ああ、大人でも失敗するんだよね、そうだよね」と安心感を与えてくれる。子どもだから、大人だから、なんてことはない。誰でも、いつでもどこでも、失敗するときは失敗する。

それを、「なんとか理由を作らなきゃ」と思うと、後からさらに困ったことになる。おじいちゃんが自分の失敗を言い訳で逃げようとしたお話で、大人だから失敗したらかっこ悪いという考え方が出てきた。おじいちゃんも後悔して修に何度も謝っていたように、失敗したら自分の立場や年齢に関係なく、素直にその失敗を認めて受け入れることが大切なんだと思い出させてくれた。

 

実はわたしも、似たような経験がある。ひとりだけ言い訳しようと隠れていたら、後から先生に見つかって、呼び出しを食らったのだ。正直にみんなと一緒に失敗を受け入れることができていたのだとしたら、どれだけ安心できていたのだろう。一人で呼び出された時の恥ずかしさは、失敗した時よりもずっとずっと、ショッキングなものだ。何事も、素直が一番だ。

失敗を良い経験として、次に活かせばいいじゃないか!と言えるおじいちゃんは、本当にポジティブで、素晴らしいと思った。そんなおじいちゃんに、かんぱい!と言いたい。

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「しっぱいんかんぱい!」あらすじ・感想文まとめ

失敗は誰にだってあるもの、落ち込んで前に進めなくなるのか、それとも失敗を次に生かすのかは、自分の考え方しだい。

「しっぱいにかんぱい!」は、失敗したことを受けいれて前に進むきっかけをくれるとても優しいお話ですね。

感想文の書き方のポイントとしては、登場人物たちがそれぞれの失敗談を話すように、

 

  • 自分の失敗談を書く
  • その失敗をどう感じたか

 

を書くとスラスラと書きやすいのではないでしょうか☆

そして、できたらその失敗をどう活かすことができるか、失敗にプラスの意味付けができればとても素晴らしい感想文になるのではと思いますよ。ぜひ、あなたらしい読書感想文を書いてみてくださいね(^^)/

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