絵本「くものきれまに」あらすじ・読書感想文

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「あらしのよるに」シリーズの三冊目となる「くものきれまに」では、またドキドキするような事件がおきます。

嵐の夜に、お互いが誰かもわからないまま友だちになったヤギのメイとオオカミのガブですが、このお話ではもう1匹のヤギ、メイの友だちのタブが登場します。

ガブにとってはメイはともだちだけど、メイのともだちのタブはだいすきなごちそう!?

ハラハラドキドキするストーリーですいすい読める絵本で、感想文の題材にもおすすめです☆

あらすじ・読書感想文をご紹介しているので、参考になれば幸いです(*^^*)

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「くものきれまに」あらすじ

ヤギのメイはこの日、友達のオオカミのガブと会う約束をしていた。メイとガブはあらしの夜に真っ暗な小屋の中で、相手がだれかわからないまま語り合い、友達になったのだ。

メイが約束の場所へ向かっていると、同じヤギの友達のタブがやってきて、「オオカミが出るから、かくれて友達をまつように」と伝え去っていく。

 

メイと会ったガブは、近くに食欲がわく体にいい水の”イグスリの泉”の話をた。その時、またタブがこちらに向かってきた。メイはあわててガブにその水を飲みに行こうとさそう。一人で水を飲みに行きそこで待っていたガブだったが、メイが来ないからと戻ってきた。

 

そのとき、タブがまたこちらにやってくる。メイは急いでガブの手をつかみ、しげみの中へ。ガブは大きな葉っぱを頭にかぶり、後ろを向いてかくれている。

あたりが急に暗くなったおかげでガブのすがたもぼんやりとしか見えない。タブはしげみに入ってくると、ガブに話しかける。いっしょうけんめい身を縮めて、鼻をつまんで話すガブ。タブは、メイに近くにオオカミがいないか様子を見てくるようにと言い、ガブとタブは二人きりになってしまう。

 

ガブの正体に気づいていないタブはオオカミの悪口を言いたい放題。さっき”イグスリの水”を飲んだことでお腹がすき、ぐうぐうなるガブのお腹。ついにがまんできなくなったガブは大きな口をあけ、立ち上がった。それに気づいたメイが急いでタブの体におおいかぶさると、ガブは泣きながら林の中にかけこんでいった。オオカミの鳴き声におどろいたタブはおかをかけおりていった。

 

メイが林の中へ行くと、ぽつんとたたずむガブのすがたが。メイはガブに、私たちは「ひみつの友達」と告げる。おたがいを思いやる気持ちもどんどん強くなり、友情をふかめたメイとガブ。帰っていくガブにいつまでも手を振るメイ。ガブは何度も振り返る。

その様子を遠くから見つめていたタブ。その目には、メイがオオカミをおいはらい、くやしそうに何度も振り返るオオカミのすがたがうつっていたのだった。

というわけで、あらすじを見てきましたが、

やっぱり、タブとガブが出会いそうで出会わないところが読みどころですね。

いったいどうなるんだろう?と続きが気になるので、とてもお話の世界に入っていきやすいのではないでしょうか。

 

このお話は「あらしのよるに」シリーズの3冊目にあたり、続きの「きりのなかで」のあらすじ・感想文はこちらでまとめています♪

「くものきれまに」読書感想文

この絵本のなかに出てきた「秘密の友達」という言葉がとても印象的だった。ヤギのメイとオオカミのガブ、本当ならば仲良くなれない動物同士なのに、2匹は特別。とても仲のいい友達だ。もちろん、この友達ということも秘密だけれど、このお話ではもっとすごい秘密が生まれた。自分たちしか知らない秘密をもつことは、よりつながりが深くなるんだと感じた。

 

メイとガブの2匹だけでなら、楽しい時間が過ごせたはずだったのに、メイの友達であるヤギのタブが登場したことで、そうはならなかった。たくさんのハラハラすることが起きて、お話が終わるときには、2匹の仲がより強くなっていた。

 

ヤギからすれば、オオカミは自分を食べるし、とても怖い動物だ。タブはメイの兄のような存在で、メイのことが心配でオオカミに近よらないように気にかけてあげていた。メイがオオカミに会いに行こうとしてるなんて知ったら、きっとびっくりするだろう。

メイのことが心配であとをこっそりつけたタブだったが、そこにはオオカミのガブがいた。でも、メイがとっさに対応して、何とかタブにオオカミのガブのことを気づかせないようのりきった。しかも、何度もだ。

 

タブとガブが2匹だけになる場面があったが、そこは本当にドキドキした。ガブがしげみのなかで大きな葉っぱで顔を隠して、何とかオオカミだとばれずにすんだ。そう思ったけれど、そこでタブはオオカミの悪口を言い始めてしまう。何とかがまんしていたガブだったが、お腹がへっていたのもあり、ついにタブにおそいかかろうとしてしまった。

 

ぎりぎりのところで、メイがやってきてタブは助かったが、ガブはショックを受けてしまった。もちろん、タブがオオカミを嫌いなのは当たり前のことだと思う。だって、自分たちヤギを食べてしまうおそろしい動物だから。だからこそ、僕はこのシーンは心が痛かった。始めは、タブはひどい奴だと思ったけれど、そうとも言い切れない。タブも、メイのことを大切に思うからこそ、オオカミの悪口が出たのだと思う。

 

メイは友達のタブをおそおうとしたガブのことを嫌いになることもできたはずだ。でも、必死にがまんしようとして苦しんだガブのことを思いやって、その気持ちをうけいれた。そして、魔法のような言葉「私たちは秘密の友達」と伝えた。それを聞いたガブは、とっても嬉しかったし、すごくほっとしたはずだと思う。何か悩んでたり落ち込んでたりする友だちのことを考えて、僕もメイみたいにふるまえるようにしたいなと思った。

「くものきれまに」読み聞かせ動画

いくつか読み聞かせの動画がありますが、私がとくに好きなのがこちらです♪

ちょうどいい音楽と、やわらかい語りがマッチしていてとても心地よく聞くことができます。

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「くものきれまに」のあらすじ・感想文 まとめ

「くものきれまに」のあらすじ・感想文についてみてきました。お話もわかりやすいですし、感想文も書きやすい作品ではないでしょうか。

感想文のポイントとしては、

  • 友だちが悩んでるとき・つらい気持ちになってるときに自分ならどうするか?
  • 友だちとの秘密について
  • タブとガブが気づきそうで気づかないシーンでハラハラしたこと

などをテーマに書くとすらすらと進むのではないかと思います☆

 

大人目線で読むと、タブとガブがお互いの存在に気づきそうで気づかないシーンが何度もあるのは、ちょっとわざとらしいのでは?と思ってしまうかもですが、そこはそれです。

本記事が感想文を書くときの何かのヒントになれば幸いです。

「あらしのよるに」全シリーズのあらすじ・感想文はこちらでまとめてご紹介しています☆

一気にシリーズの中身を知りたいなら、ぜひご覧になってみてください。

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