「クリスマスキャロルが流れる頃には~♪」
のフレーズが印象的な稲垣潤一さんのヒット曲「クリスマスキャロルの頃には」は、クリスマス時期が近づくと、いろんなところで流れていますよね。
あまりに自然にクリスマスの街にとけこむこの名曲ですが、ふと思ったのが、
歌詞はどんな意味なの?
そもそもクリスマスキャロルって何?
ということでした。簡潔にポイントをまとめてみましたので、ぜひご覧になってみてください。
他にも、作詞が有名なあの人だったり、ラップバージョンなんてのもあったり、ちょっとした発見もありましたよ☆
「クリスマスキャロルの頃には」稲垣潤一 歌詞の意味
クリスマスキャロルの意味がはっきりしたところで、稲垣潤一さんのヒット曲「クリスマスキャロルの頃には」の歌詞の意味について見ていきましょう👀
実は、この曲の歌詞はかなりシンプルで、クリスマスキャロルの意味さえわかってしまえば、8割方わかったようなもの♪と、思っています。
(もしかしたら、予想以上に深い意味があるのかもしれないので、その際はコメントいただけるとたいへん嬉しいです)
まずタイトル「クリスマスキャロルの頃には」とは、単純に、
クリスマスをお祝いする歌が流れる頃⇒クリスマスの頃には
というだけの意味でしょう。
さて、クリスマスの頃にどんなふうになることが歌われているのでしょうか?歌詞を順に見ていきましょう。
クリスマスキャロルが流れる頃には
君と僕の答えも きっと出ているだろう
いきなり冒頭から、不穏な始まりですよね。それぞれが答えを出すといことは、どうやら別々の道に進んでいきそうな予感。二人は、クリスマスの時期にはどうやら別れてしまいそうですね。
次のフレーズで、
誰を愛してるのか 今は見えなくても
とあるので、別れが来るのはほぼ間違いないでしょう。
そして、ここから別れをにおわす意味深フレーズがたくさん登場します。歌詞からそれらを抜き出してみたのが、こちらです。
- 愛のすれ違い
- お互いをわかりすぎていて
- 出逢う前に戻ってもっと自由でいよう
- 一人 考えたい
などなど、ネガティブワードのオンパレードです。
こういう思考って、別れることを自分のなかで正当化したいときに、自然と出てくるような気がします。
しんどいとき、追い詰められた時って、人はやっぱり自分の気持ちが楽なほうに、考えがかたよりがちなもの。
今まで楽しかったはずの二人の関係が壊れそうになってしまった・・・それには原因があるはず。僕なのか君なのか、あるいは二人なのかはわかりませんが。
でも、原因をしっかり見つめるのは精神的につらいです。
だから、歌詞に出てくるような考え方をすることで、そこから目を背け気持ちを楽にするのだろうなと思います。べつに、この二人がダメな人ってわけじゃなく、誰しもそういう部分があるのではないかな~と。(私もついつい自分にやさしい解釈をしがちです 😳 )
そして、曲の最後に
クリスマスキャロルが流れる頃には
どういう君と僕に 雪は降るのだろうか?
と歌われて終わります。
つまり、この曲の歌詞を要約すると、、、
別れを予感してる二人が、クリスマスをそれぞれどんな風に過ごすのだろう …
と物思いにふける、考える、そんな歌と言えるのではないでしょうか。
別れが確定な二人ですが、この別れが正しかったのかどうなのか、どちらかは後悔しているのか?など、ちょっと気になるところです。
二人ともにとって、次のステージに進むための別れであったら良いなと思います。
二人の未来が気になるところですが、具体的な情報は歌詞にはなく、どちらにも解釈できるような余白があるのが、この曲の魅力なのかもしれませんね。
ところで、作詞は誰が担当しているのかというと、、、
秋元康さん
です。
出ました!!とんねるず、美空ひばり、稲垣潤一・・・ジャンルばらばら、いろんな曲の作詞を担当されている秋元さん。ほんとすごいお方です。
クリスマスキャロルとは?
歌詞の意味を考えるにあたって、まず重要なのが曲のタイトルにもなっている”クリスマスキャロル”とは何かということです。
辞書的な意味は、、、
クリスマス・キャロル【Christmas carol】
クリスマスの時期に歌われる宗教的な民謡
となります。
クリスマスをお祝いする歌の総称で、どちらかというと明るい曲調のものが多いです。たくさんあるのですが、例えば次のようなものです。
- ひいらぎかざろう Deck the Halls
- あなたは空から降りてくる Tu scendi dalle stelle
- ディンドン空高く Ding Dong Merrily On High
- きよしこのよる Silent Night
- もみの木 O Christmas Tree
- キャロル・オブ・ザ・ベル Carol of the Bells
- さやかに星はきらめき O Holy Night
古くからあるクリスマスキャロルを歌い、大ヒットしているのがLiberaです。
この「キャロル・オブ・ザ・ベル」、再生するとあっという間にひきこまれ、最後まで聞き入ってしまいませんか♪
などなど、昔からある曲ですが今聞いても色あせない、時代を越える普遍的な魅力があるのがクリスマスキャロルの特徴かもしれませんね。
また、作家チャールズ・ディケンズの「クリスマスキャロル」(1843年出版)という小説があります。
守銭奴で嫌われ者の主人公スクルージが、クリスマスの夜に不思議な体験をし、心を入れ替えるというハッピーエンドなストーリーです。読みやすくて読後感のステキな作品となっていますよ。
「クリスマスキャロルの頃には」ラップ モンキーマジック
稲垣潤一さんは複数のアーティストとこの曲でコラボしているのですが、個人的にいちばん好きなのが、モンキーマジックとのコラボで
MONKEY MAJIK × 稲垣潤一 × GAGLE 「クリスマスキャロルの頃には -NORTH FLOW-」
です♪
動画を見ると一瞬でわかりますが、名曲が今風によみがえっています!
モンキーマジックの声きれいすぎだし、GAGLEのラップもいいですね☆
とくに2分過ぎからのラップ♪もともとの歌詞にはない新たなフレーズなので、より歌詞の世界に深みをつくっています。
個人的には、このラップ中の稲垣さんのうなずく感じが味わい深いな~と感じてます。ぜひご覧になってみてください。地味に気になったりしませんか(^◇^)
モンキーマジックと言えば、サンドウィッチマンとのコラボ曲「ウマーベラス」が500万再生越えで大人気ですが、今回はその仙台コラボの第2弾なんです。
稲垣さんが仙台市出身だから、このコラボが実現しみたいです♪稲垣さん、仙台出身でよかった!!
ラップではありませんが、広瀬香美さんとのコラボバージョンもありました。
これも聞きごたえのある仕上がりになっています♪
稲垣潤一「クリスマスキャロルの頃には」歌詞の意味 まとめ
稲垣潤一さんの「クリスマスキャロルの頃には」の歌詞について見てきましたが、いかがでしたでしょうか。
とてもシンプルな歌詞だったのではないでしょうか。
よくよく聞いてみると、マイナスの言葉がたくさん散りばめられている悲しい別れの歌だったのですね。きれいなメロディにのせて、まさかそんなことを歌っていたとは。
ただ、歌詞の意味は非常にわかりやすい気がしました。むずかしい比喩などもなく、す~っと入ってくる内容でした。ありがとう、秋元康さん。
クリスマスソングで別れの曲と言えば、この曲も人気ですよね。
もしかしたら、こちらのほうが、歌詞が意味深かも!?
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