「ふたりはともだち」あらすじ・読書感想文|書き方のポイントも

感想文
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「ふたりはともだち」は、小学校の国語の教科書にも取り上げられていたお話しです。かえるくんとがまがえるくんの日常が5つのお話しにまとめられています。

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ともだち思いのやさしいかえるくんと、ちょっとめんどくさがり屋で、几帳面ながまがえるくんのほのぼのとした日常をさっそくのぞいてみましょう。

気になるあらすじと、読書感想文の例文を紹介しています。感想文を書く時の参考になれば幸いです。

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「ふたりはともだち」あらすじ

はるがきた

はるが来たのに、なかなか冬眠からめざめないがまくん。ともだちのかえるくんが、がまくんの家を訪ねます。かえるくんがはるがきたことを伝えるけれど、がまくんは5月まで寝かせてほしいと、ふとんにもぐりこんでしまいます。

そこで、かえるくんは知恵を絞って、カレンダーを5月までめくってがまくんを起こしました。

ふたりは、はるになると世の中がどんな風にみえるのかを調べにいきました。

おはなし

病気のかえるくんをがまくんを元気づけようとします。かえるくんは、がまくんにおはなしをお願いします。

がまくんは、いっしょうけんめいおはなしを考えます。家のまえをぶらぶらして、さかだちをしたりいろいろなことをしてみたけれど、ちっともおはなしを思いつけません。

かえるくんは元気になって、代わりにがまくんが寝込んでしまいました。

かえるくんは、がまくんに、さっきがまくんがおはなしを考えるためにいろいろしたことを面白おかしくはなしてきませました。

なくしたボタン

がまくんとかえるくんが遠くへでかけた帰りのことです。がまくんは、上着のボタンをひとつなくしてしまいました。そこで、ふたりはもときた道をもどって、ボタンをさがしました。

動物たちがボタンをみつけてもってきてくれました。しかし、どれもがまくんのボタンではありません。みつからないまま家に着きました。

床にがまくんのボタンがおちていました。がまくんは、みんながひろってくれたボタンを上着にぬいつけました。

その上着をかえるくんにプレゼントしました。かえるくんはとても喜びました。

すいえい

がまくんとかえるくんは、川で水泳をすることにしました。

がまくんは、水着を着ている姿がおかしなかっこうだがら、みないでほしいとかえるくんに頼みました。ふたりは、川であそびました。

一匹のかめがきました。がまくんは、かえるくんにかめへあっちへいくようにいってくれといいました。かえるくんは、かめにそういいました。

すると、その話をききつけた動物たちが、がまくんの水着姿をみようと川岸に集まってきました。

がまくんの水着姿をみて、みんな笑いました。がまくんは、自分の着物をもって家へ帰ってしまいました。

おてがみ

玄関の前で座っているがまくんに、かえるくんが声をかけました。がまくんは、いままで一度もおてがみをもらったことがありません。来ないおてがみをまつ時間が、悲しいといいまいした。

かえるくんは、家に帰りがまくんに手紙を書きました。そして、その手紙をかたつむりくんに届けてとお願いしました。

かえるくんは、がまくんの家へ戻り、おてがみが来るのをもう少しまってみようと提案しました。しかし、がまくんは、いやだといいました。かえるくんは、自分がてがみを書いたといい、内容を朗読しました。

4日後、ようやくてがみが届きました。がまくんはとても喜びました。

読書感想文(例文)

「ふたりはともだち」を読んで、わたしもかえるくんとがまくんのように、ともだちを大切にできる人になりたいと思いました。

「なくしたぼたん」のお話しのなかで、がまくんが上着のボタンをなくしてしまったけど、かえるくんが一緒に探してくれたことです。

わたしだったら、全然みつからないので、途中でいやになってあきらめてしまいます。

でも、かえるくんはさいごまで探すのを一緒に手伝ってくれていました。わたしもともだちが困っていたら、かえるくんのように助けてあげたいなと思いました。

 

「おてがみ」のお話しでも、かえるくんはやさしいです。がまくんが、かなしそうにしていることにちゃんと気づいたかえるくん。がまくんの話しを聞いてあげて、がまくんがいままで一度もてがみをもらったことがないことを知ります。

そこで、かえるくんはがまくんのためにてがみを書いてあげました。わたしは、友だちが元気がなさそうだったら、声をかけたいけれどなんて声をかけていいか分かりませんでした。

かえるくんのように、勇気をだして「どうしたの?」って声をかけて一緒にどうしたらいいのか考えられるようになりたいと思いました。

感想文の書き方のポイント

  1. 好きな場面を書き出してみる
  2. 好きな場面で感じたことや学んだことは?
  3. 好きな場面の中で自分ならどうする?どうしたい?

この3点を意識して書きました。さっそく、詳しくポイントをみていきましょう。

好きな場面を書き出してみる

今回の例文では、好きな場面を2つあげました。

  1. 「なくしたボタン」かえるくんががまくんの上着のボタンを一緒にさがす
  2. 「おてがみ」がまくんが悲しそうにしていることに気づいて、かえるくんが声をかけた

ほかにも、いろんなシーンがありましたよね。あなたが印象に残ったところはどこだったでしょうか?

ぜひ、いくつか書きだしてみてください。

好きな場面から学んだことを書く

今回の例文では、友だちの大切さをあげています。

  • 好きな場面の中で自分ならどうするか、どうしたいのか体験したことを考えながら書く

自分なら友だちが困ったり悩んだりしていたらどうやって、関わったらいいのか考えて”友だちの大切さ”についてテーマをしぼっています。

  • 自分がかえるくんだったらどうするだろう?
  • かえるくんのどんなところを自分は見習いたいと思ったかなあ?

などと考えながら書いてみました。

あなたなら、どんなことを感じましたでしょうか?自分と仲の良いお友だちのことをイメージしてみると、書きやすいと思います。

「ふたりはともだち」読み聞かせ動画

ふたりはともだちの「はるがきた」「おはなし」「なくしたボタン」「すいえい」「おてがみ」5作品を朗読している読み聞かせ動画です。

再生してみるとすぐにわかりますが、きれいな声で感情もこもっていてとても聞きやすいですよ。

なかでも「おてがみ」は国語の教科書にもある作品ですし、本読みのときの読み方の参考にしてみてはいかがでしょうか?

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「ふたりはともだち」あらすじ・感想文まとめ

「ふたりはともだち」は大人は懐かしい作品・こどもは親しみやすい作品となっており、幅広い年代に愛されているステキな本ですね。

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あらすじと、感想文の例をきっかけに親子で一緒に読んで、感想文を書いてみてはいかがでしょうか。

友達との接し方について、考えるヒントをきっとたくさんくれるはずです☆

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