金曜ロードショーで魔女の宅急便があまり放送されない理由とは?特設サイト情報も

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金曜ロードショーで魔女の宅急便がひさびさの放送ですね。前回放送されたのは2011年の7月なので、だいぶお久しぶりの地上波です!2016年1月は、先週の「天空の城ラピュタ」に続き2週連続のスタジオジブリ作品ということもあり、楽しみにしている人も多いはず。

 

今回は「魔女の宅急便」について、2016年になるまでなぜテレビ放送されなかったかの理由、金曜ロードショー特設サイト(作品制作裏話、連動企画など)を中心に見ていきたいと思います。

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魔女の宅急便が金曜ロードショーで放送されない理由

まずは、なかなかテレビで放送されない理由について。ちょっと気になったので調べてみました。

 

魔女の宅急便、今回放送されるのは2016年1月22日ですが、その前に放送されたのは2011年7月のことでした。およそ4年半ぶりになるでしょうか。ちなみにその前は、2009年、2007年、2005年と2年おきに放送されていました。

 

他のジブリ作品はどれくらいの頻度かというと、有名どころの作品「風の谷のナウシカ」「天空の城ラピュタ」「紅の豚」「となりのトトロ」「千と千尋の神隠し」など、ほぼ1年おき・2年おきで放送されています。「おもひでポロポロ」「平成狸合戦ぽんぽこ」などは少し回数は減ります。

 

「魔女の宅急便」はどちらかというと人気作品ですので、もっとテレビで流れてもよさそう
ですが、なぜ4年以上も空いてしまったのでしょう?

 

一時期、噂になっていたのが「宅急便」という言葉がヤマトの登録商標だから作品名に使用できないのでは?なんてことがありました。たしかニュースでも取り上げられていたような記憶があります。今回、放送されることからも、これが理由ではないとわかります。

おそらくは、2014年3月に公開された魔女の宅急便の実写版映画の影響だと思われます。そういえばそんな映画があったような・・・と影の薄い映画で、あまりヒットしなかったようですね。公開前にも、スタジオジブリ側が実写作品の制作にはいっさい関わっていないことを表明するなど、ちょっとゴタゴタがありました。

 

ちなみに、脚本家は「時をかける少女」「サマーウォーズ」「おおかみこどもの雨と雪」など大ヒットアニメ映画にたくさん関わっている奥寺佐渡子さんでした。奥寺佐渡子さんのアニメ映画はすごく好きなのですが、残念ながらこれはヒットにはなりませんでした。

ジブリのアニメのイメージが定着しきっているので、実写で成功するのは茨の道だったのでしょうか。

 

この実写版映画はジブリとはいっさい無関係のため、ジブリ側がこの映画にかぶる期間、テレビで放送しなかったのかもしれませんね。

金曜ロードショーでジブリ作品を放送すると宣伝のようになってしまうので、こんなに間が空いてしまったのではないかと思います。

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2016  金曜ロードショージブリ特設サイトの詳細

ここからは、金曜ロードショーの特設サイトについてです。

前回のラピュタの時も話題になったこのサイト、滅びの言葉「バルス」が“何時何分何秒”に放送されるのかを予想する事前企画や、「バルス」の瞬間にあっと驚く仕掛けが起こったりと、今までのシーンガイドとあわせて、わくわくする試みがされていましたね!

普段あまり使わないリモコンのdボタンを押して、データ放送を見たという方も多いのでは
と思います。

ツイッターでは、これまたおなじみの「バルス祭り」が開催されてました。今回はタニタの躍進があり、バルスのツイート数がやや落ちるといったこともありました。M1グランプリ2015決勝のタイムマシーン3号の漫才の影響でしょうか。恐るべし、全てを痩せさせる呪文の力ですね。

 

さて、「魔女の宅急便」の放送時もデータ放送と特設サイトは要チェックです。
すでにサイトでは、魔女の宅急便裏話などが見れるようになっています。例えば、、

 

  • 『キキのモデル、実は宮崎駿監督にとっても身近なあの人!!』
  • 『「魔女の宅急便」の世界に行きたい!』
  • 『最後のシーン ジジが言葉を取り戻さない…その理由とは!!』

 

などなど、気になる話が満載です。とくにスウェーデンやゴトランド島など具体的に参考にした街の話は興味深いですね。一部はそのまま背景に使っているようですし、海外旅行に行きたくなってしまいますね。

 

また、放送が始まると「お得情報メモ」「名言&感動セリフ集」も見れるようになります。
「名言&感動セリフ集」はカウントダウンに合わせてシェアボタンを押すと、簡単にツイッターなどのSNSにシェアできる仕組みになっています。

 

どんな台詞がピックアップされるのか今から楽しみです!ひょっとしたら、バルス祭りのようなものが生まれるかもしれませんしね。

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この映画には、いろんな名言がでてきますが、私がとくに好きなのはこんなセリフです。

 

おソノ
『大きな町だから、いろんな人がいるさ。でも、私はあんたが気に入ったよ』
『黒は女を美しく見せるんだから』

 

キキ
『きっとその子もおばさまのお誕生日を知りたがるわ。プレゼントを考える楽しみができるから』
『落ち込んだりもしたけれど、私この町が好きです』

 

前向きな気持ちにさせてくれる台詞が好きです。子どもの時に初めてこの映画を見た時は、「魔法使い」「空を飛ぶ」などでわくわくして見ていました。なので、こういったセリフはあまり心に響いてなかったです。空飛ぶシーンとか、絵に魅了されていました。

 

でも、大人になるとそれ以外にも「初めての環境で落ち込みながらも頑張って生きていく」というキキと自分を重ねてみたりして、こういったセリフたちに感動してしまうんですよね。

とくに、大学生で一人暮らしを始めた、就職して社会人になった、なんて時に見るとがぜん
感情移入するのではないかと思います。

 

 

大人になると、辛い環境でも前に進むしかないということが多くあります。

そんな時に挫折して歩みを止めてしまうのか、前に進み続けられるかは、現状をどこまで前向きに捉えられるかが大きいと思います。そんな大人に必須な意味づけの仕方を自然に教えてくれるところが、とても気にいってます。

今回の特設サイトでのシーンガイドを見るとポイントがもらえるという企画ですが、データ放送画面を表示させて視聴・録画するとカウントされないという注意点があるのでお気をつけください。

 

金曜ロードショーの連動企画は、バルス祭りの影響からかだいぶテレビがネットにひっぱ
られているような感じをどうしても受けますが、ただ、おソノさんなどの台詞のような元気もらえる名言がネット上に溢れるなら、それはそれで良いことのように思います。おソノ祭り、素敵ですよね。ハードルは高すぎますが、バルスより広まってほしいものです。

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