保育園・幼稚園の年長さん組の劇あそびの題材にも選ばれることが多い「エルマーのぼうけん」、日本では1963年に出版されて以来、ずっと読み継がれている名作絵本ですよね。
ストーリーもわかりやすくて、子どもたちが劇をするのにぴったりの内容です。
とはいえ、具体的に劇をするにあたって気になるのが、
- 台本
- 歌(CDや楽譜)
- 衣装や小道具
などではないでしょうか。
そこで、本記事では劇をする前にこそ、あらかじめおさえておきたいお役立ち情報をまとめています。ぜひ、ご覧になってみてください👀
「エルマーのぼうけん」劇の台本
エルマーを劇でしょうと思った際に、まずはじめにクリアすべきなのが台本です。でも、ちゃんとした園児たちがする用に書かれたちゃんとした台本はありません。。。
だから、それぞれの保育園・幼稚園で工夫を凝らしてされています。例えば、こちらの動画では
ナレーション・セリフ・歌・踊りなどをうまくミックスされて、ステキな劇をつくっておられますね♪
台本のポイントは、
- 子どもたちそれぞれに見せ場(印象に残りやすいセリフ)を与える。
- それぞれの動物をしっかり際立たせる(小道具やしゃべり方などで)
- ストーリーが長いので、ナレーションで話をスムーズに進める(とくに冒頭 どうぶつ島へ着くまでのシーンなど)
- 随所に歌を入れて、劇⇒歌⇒劇・・・とテンポをつくる
などをおさえると、考えやすいと思いますよ(^^)/
また、2018年には人形劇団プークによる公演があり、
(^^)紀伊國屋ホールにて「エルマーのぼうけん」初日無事終了!アメリカより原作者R.S.ガネットさんが観劇してくださいました!もうお会いできて感激(T-T) #人形劇 #プーク #エルマーのぼうけん pic.twitter.com/m3tmAxaFby
— YSHIBA (@yughoe0904) 2018年8月2日
こちら動画などイメージがふくらんで、台本つくりにおすすめです。
ここまでのすごいセット・衣装は実際マネするのは難しいですけれど、話の進め方、見せ方など参考になります。冒頭のシーンで、エルマーが持っていくチューインガムなどの持ち物を紹介していくシーンなど、そのままできちゃいますね。
それと、だいぶ昔に出版された『月刊保育とカリキュラム. 10月号別冊』(ひかりのくに 1985.10)には、実はエルマーの台本が掲載されていた!という情報があります。
バックナンバーの一部が楽天で中古で手に入りますが、この台本が載っている号はゲットできる可能性は少なそうです😞
「エルマーのぼうけん」劇に使える音楽(楽譜・歌)
エルマーの劇をするには、歌・音楽はとても大切になってきます。
『動物島へいこう』楽譜・歌CD
エルマーの音楽のなかでも代表的なのが、この『どうぶつ島へいこう』♪
こちらでピアノ演奏が聴くことができますよ。
これから冒険が始まるようなわくわく感に溢れているBGMです☆
『どうぶつ島へいこう』のほかにも、エルマーの音楽がたくさん載っているのが、こちらの本です♪
全部で28曲の楽譜が掲載されているのですが、エルマーの音楽はこちらの5曲です☆
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1998年出版の本のため、今入手がしづらいのですが通販でふつうに手に入ることがあるので、ぜひチェックしてみてください。
他にも、小室哲哉さん音楽監修による「エルマーの冒険 ― オリジナル・サウンドトラック CD」なんかもあったりします。
TRFのユウキさんと宇都宮隆さんが歌うテーマ・ソング他、全34曲が収録されています♪
衣装や小道具
劇をするにあたって衣装や小道具についても意識したいところですよね。ここのクオリティで印象はけっこう変わるので、余裕があれば物語の雰囲気がより出るものをチョイスしてみてはいかがでしょう☆
参考までに例をご紹介します。イメージつくりのきっかけになれば、幸いです。
「エルマーのぼうけん」劇の衣装案
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また、りゅうや動物役については、頭に動物の顔を描いたかぶりもの、さらにそれぞれの体の特徴をあらわすものを工作してつけてみましょう(^^)/
次に小道具ですが、いちばんのポイントはお話に出てくるエルマーの持ち物ではないでしょうか。
これを全部持っておく必要はないですが、劇中でしっかり紹介するものは準備が必要ですね。
エルマーの持ち物(小道具案)
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「エルマーのぼうけん」劇用の台本・音楽CD等まとめ
「エルマーのぼうけん」劇をするにあたっての音楽と衣装・小道具についてみてきました。人気の絵本なので、今まで数多くの保育園・幼稚園・小学校で劇をされており、YOUTUBEなどでも複数の劇を見ることができます。
同じストーリーなのですが、どこを切り取るか、どんな風に見せるかなど、それぞれ特徴があっておもしろいですね。
ご紹介した本・CDなども劇づくりの強い味方となってくれます☆
ぜひ、本記事で取り上げたことなども、劇づくりのちょっとしたヒントになれば幸いです☆きっとすてきな劇ができあがることを祈っています☺
また、エルマーシリーズのあらすじ・感想についてはこちらでまとめています♪
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