実際に人生を変えた本15冊|自分を変えたいあなたへ

読書
Sponsored Link

今ではすっかり少数派ですが、電車の中ではスマホはせずに本を読む派です。そんな読書が大好きな私にとって、人生を変えるほどの強烈な影響を受けた本をまとめてみました。

選んだ基準は、こちらの3つです。

  • 「発想やテーマが尖っている」
  • 「価値観が変わった」
  • 「何度も読み返している」

あくまで私にとってですが、1人の心に響く本は多くの人の心に響く可能性は大いにあります☆

 

もし、強烈なインパクトある読書体験を求めているのなら、ぜひご覧になってみてください。あなたに良い出会いがありますように。

ちなみに、人生が変わる本と言うと、自己啓発系本のオンパレードと思われるかもしれませんがそうではありません。

「自己啓発」もありますが、その他「仕事」「小説」「視点が変わる」「ノンフィクション」と5つのジャンル別に、各3冊厳選しました!

大ベストセラーから、ちょっとマイナーなものもまで。本の良し悪しは知名度ではなく、身体に染み込むかどうか!

絶対読むべきなんて押しつけがましいことは思いませんが、本探しの一助にして頂ければ嬉しいです。

Sponsored Link

生き方が変わった!おすすめ自己啓発本

右肩上がりグラフ

まずは、自己啓発から。自己啓発といえば、毎月たくさん新刊が出ますが、一方で「思考は現実化する」「道は開ける」「原因と結果の法則」「自助論」など昔からある古典が根強く支持されているのも特徴的です。そんな自己啓発のジャンルから、私の考え方を間違いなく変えたのはこちらの3冊です。

 

「7つの習慣ティーンズ」ショーンコヴィー

「7つの習慣」といえば、スティーブン・R・コヴィー博士が世界的にも超有名な文句なしの名著です。本だけでなく、手帳(フランクリンプランナー)やオーディオブックはじめ多用な商品が人気ですね。そんな有名すぎるスティーブン・R・コヴィー博士の「7つの習慣」ですが、私はその息子であるショーンコヴィーさんが書かれた「7つの習慣 ティーンズ」を推します!

今は信じられないかもしれませんが、友だちがあなたの人生の一番大きな部分ではなくなる日が、いつかはやって来ます。

その理由は、シンプルです。わかりやすいから、身につくからに尽きます。

「7つの習慣」の方は、習慣を説明するための具体例が長くやや冗長に感じました。日本語訳が堅いというのも大きいと思います。

一方、7つの習慣ティーンズは内容がとても噛み砕かれており、さらに平易な文章で書かれているので、すっと頭に入ってきます。タイトル通り10代向けに書かれている本なのですが、内容は「7つの習慣」のエッセンスを網羅しており、大人にもおすすめです。というか、「7つの習慣」を挫折したことのある大人にこそ、最適な本です。

 

「潜在意識が答えを知っている!」マクスエル・マルツ

サイコサイバネティクス理論を生み出したマクスエル・マルツ(モルツ)博士の著作です。もともと、整形外科医だったためかドクターモルツとも言われることがあります。

 

モルツ博士が発見したセルフイメージ(自己イメージ)の概念は、自己啓発関係の書籍で触れられていない本はないのでは?というくらい浸透しています。

自己イメージとは、「自分はこんな人間だ」という自分自身の認識のこと。呼称は異なっていたりしますが、このサイコサイバネティクスが後の自己啓発の元ネタになっていると言っても過言ではありません。

自己イメージによって常にあなたの行動や感情、態度、さらには技能さえもが支配される

いかにも人目をひくタイトルをつけて外見だけ今っぽくして、毎月大量に出版され続ける自己啓発本・・・。正直、何冊も読んでいたらキリがありません。

自己啓発好きの方に多いのが、何冊も読んで、一時的にやる気がでて終わり、というケース。で、また新たな本を読む・・・そんなことより、動かないと何も変わりません。

 

ならば、自己啓発本は2~3冊読めば充分!そして、まず読むなら、わかりやすく吸収しやすいこの本をおすすめします。

ちなみに、この本で書かれているサイコサイバネティクス理論を凝縮し簡潔にまとめた本「自分を不幸にしない13の習慣」もあります。よりサクッと本質を吸収するなら、こちらがおすすめです。

👉『自分を不幸にしない13の習慣』(30日間返金保証付き)

 

「すべての仕事がやりたいことに変わる―成功をつかむ脳機能メソッド40」苫米地英人

書店の自己啓発やビジネス書売場に行く習慣があるなら、きっとご存知だと思います。いつ行っても新刊が並んでいて、何と著作は200冊を超えるというすごい人です。

本に関心がなくても、オウム真理教信者の脱洗脳、オセロ中嶋知子さんの脱洗脳などをしたとメディアで話題になっていたことを記憶されている方も多いのではないでしょうか。

ちょっと怪しいイメージがあるのは否定しませんが、この本は名著です。

苫米地英人さんの多くの本の内容をぎゅっとまとめたような本で、気になったらまずはこの1冊です。

仏教の開祖である釈迦は輪廻転生を否定し、ヒンドゥー教のカースト制度に強く反対しました。彼は、「過去の因果が 現在、未来を決める」という観念が支配者の理屈だと看破していたのです。

目標設定、行動の仕方、リーダーの心構え、速読など、内容は多岐にわたります。やさしい文章で書かれていて、4コマ漫画つきなのでかなりわかりやすく身につきやすいですよ。

もしもこの本が合えば、他の著書も面白いと思いますよ。苫米地さんは著書がやたら多いのが特徴で、驚くほどの数があるんです!

👉苫米地英人 著書一覧を見てみる

Sponsored Link

社会・経済を鮮烈に教えてくれた!おすすめビジネス書

人々集団

政治・経済に関わる本をバランスよくピックアップしました。政治やお金は、人生に大きな影響をおよぼすものです。どれも、人気の本で読みやすく書かれています。政治や経済に興味がなかった私も、これらの本をきっかけにいろいろ関心を持つようになりました。どれか1冊でも「面白い」と思えば、しめたもの。関連するいろんな本が気になりだし、世界がぐんと開けます!

 

「増補 池上彰の政治の学校」池上彰

テレビでおなじみ、池上彰さんの政治の本です。たくさんの著作がありどれも大変わかりやすい良書ですが、政治についてはこの本が印象にとくに残っています。

基本的な仕組みがわかると、政治の裏側が見えてきます。

2013年6月に出版されたので、アベノミクス日銀の黒田総裁などタイムリーなニュースにも触れられており、解説されています。もちろん、選挙・国会・政党・官僚についてなど普遍的なこともまとめられており、政治のしくみの概要がざっとわかる内容になっています。政治がどう行われるかで、私たちの生活や人生設計などに影響をおよぼします。有権者としてしっかり考え投票しなければと思わされる1冊です

 

「お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方新版 知的人生設計のすすめ」橘玲

資産運用、税金、保険など人生設計で大切なお金の問題について、幅広く書かれています。ベストセラーになったロバート・キヨサキ「金持ち父さん 貧乏父さん」の日本版のような本かなと思います。

情報が広く公開されればされるほど、いたるところに近道が見つかります。しかし、それをわざわざ教えてくれる親切な人がいるわけではありません。

とくに会社員として働いておられる方には、参考になることが多いはず。私自身、会社員ですが、この本を読み、あまり深くお金について考えていなかった自分を恥じました。お金の問題において、国家とどう向き合うのか非常に重要だと痛感します。長期的に見ると、充分人生を変えるインパクトがある名著です。

 

「生命保険のウラ側」後田 亨

著者は、元日本生命の営業をしていた後田亨氏。この本では、いかにほとんどの生命保険がムダかと痛快に書かれています。

日本人の多くは高い保険料をたいした理由もなく何となく払いがちですが、それがいかに価値のない出費かということを、さまざまな視点で明らかにしています。

内容を理解するよりも、わかる範囲で利用できる保険を選ぶこと

プロが入りたがる保険は、入院から31日目以降、日数無制限で給付金が支払われるもの

また、生命保険会社で働く人達がどんな生命保険に入っているかというのは、とても興味深い内容でした。

この本の内容が全て正しいかは判断できませんが、現職の営業マンは絶対に言わないことばかりなので、読む価値は大いにあります。後田氏のような考え方もしっかり取り入れ、生命保険を選ぶべきでしょう。

すすめられるまま加入する生命保険よりは、大きく保険料を抑えられること間違いなしです。

 

読書より音声で学ぶほうが頭に入るというあなたは、オーディオブックもおすすめです。私も移動時間などに1.5倍再生などで聴いていることが多いです。こちらなら、ビジネス系ジャンルが豊富にそろっています⇒スキマ時間にはビジネス書を「聴く」。オーディオブックのFeBe

人生観が変わった!おすすめ小説

おとぎ話物語

いちばんたくさん読んでるジャンルだけに、3冊選ぶのに苦労しました。基準は、「面白い」のは当然のこと、「小説きっかけで新たな趣味ができた」「3回以上読み返している」という点です。明治・大正など文豪の作品も入れたかったですが、何度も読み返していないので惜しくも選考漏れ。どれも比較的最近の小説ばかりになりますが、自信をもっておすすめできる名作揃いです!

 

「みをつくし料理帖シリーズ」 高田郁

高田郁さんの代表作、みをつくし料理帖シリーズ(全10冊+みをつくし献立帖)です。江戸時代を舞台にした時代小説ですが、よくある刃傷沙汰や奉行所などのお話ではなく、澪という料理人の成長物語です。

才のある者には手ぇ貸さんと、盛大に恥かかしたり。

周囲の人と助け合いながら、料理に身を尽くし成長していく過程はとても清々しく、読んでるこちらまで背筋が伸びます。そして、登場人物のほぼすべてが良い人という点も大きな特徴です。読後感も暖かく、文句なしの名作だと思います。

作家さんのサイン会なんてあまり興味なかった私も、高田先生が好きになりすぎて、今や何度も通ってしまっています。さらに、この小説をきっかけに料理に興味を持つようになりました。料理の描写が本当においしそうで、もうたまりません!

 

本がないならブログをお読み」というブログでは、再現料理がたくさん載っています。小説を読んでから訪れると、さらに楽しさ倍増!料理と小説への溢れる愛情が伝わる最高のブログです。例えば、こんな感じで再現されてます。

『花散らしの雨―みをつくし料理帖』の“ありえねぇ”を再現!

 

「魍魎の匣」 京極夏彦

映画化もされている京極夏彦の百鬼夜行シリーズの2作目です。デビュー作「姑獲鳥の夏」で衝撃を与えた京極氏の名が一気に有名になったのが、本作です。

匣の中には綺麗な娘がぴつたり入ってゐた

横溝や乱歩などの世界観を彷彿とさせる幻想的な猟奇犯罪小説です。

まず、冒頭の文章でやられました。少しネタばれになりますが、女の首がみっしり入った箱を大事そうに抱えて電車の席に座る男の描写がたまりません。まるで、江戸川乱歩の「押絵と旅する男」のようです。

そんな具合で、いろいろな作品のオマージュもあり、京極節とでもいう独特な理屈文章、幻惑的な表現の数々、張り巡らされた伏線の鮮やかな回収。分厚い本ですが、意外なほど一気に読めると思います。

私はもともと「ゲゲゲの鬼太郎」などで妖怪大好きでしたが、京極夏彦をきっかけに民俗学などにも興味を持つようになりました。そういう意味で、その後読む本の幅を一気に広めてくれた作品です。

 

京極夏彦の講談社文庫から出ている百鬼夜行シリーズは、当時はその分厚さが尋常じゃなく、お弁当箱みたいと言われたりしてました。のちに分冊版も出てますが、お弁当箱サイズの文庫で楽しむのもまた一興です📖

👉京極夏彦 の重厚な講談社文庫作品をみてみる

 

「空中ブランコ」奥田英朗

映像化も多い人気作家、奥田英朗の直木賞受賞作です。主人公は、大病院の息子で精神科医の伊良部一郎。ボサボサ髪の中年の太った能天気おじさん伊良部のもとに、さまざまな悩みを抱えた患者がやってくるというお話。

 

「空中ブランコ」「ハリネズミ」「義父のヅラ」「ホットコーナー」「女流作家」の5編から成る短編小説で、どれも面白いのですが、私がダントツに気にいっているのが「女流作家」です。短編だしすぐ読めるので、もう何度となく読んでいます。

とにかく読後感が爽快で、力が湧いてくる一冊です!

人間の宝物は言葉だ。一瞬にして人を立ち直らせてくれるのが言葉だ。その言葉を扱う仕事に就いたことを、自分は誇りに思おう。

私は、この本を読んで、シナリオや脚本などにものすごく関心を持つようになりました。結果、ドラマ脚本の公募に応募したりしましたね(落ちましたけど)。自分で書いてみると、ドラマや映画の見方がちょっと変わったり、ネタになることを探すようになるので、大げさじゃなく世界の見え方が変わってきます。

発想・アイデアが湧いてくる!おすすめエッセイ・教科書

アイデア

ここでは私の物の見方を変えてくれた3冊を厳選しました。
視点が変わると見え方が変わる⇒それまで見えなかった選択肢に気づく、というように場合によっては大きく人生が変わります。

また、今まで面白くないと思っていたことの中からも、楽しみを見つけだしたりすることもできたりして、価値観が変化します。私の場合は、楽しむことの感度を上げることができたので、結果的に精神状況も変わったと感じています。そんなプラスの変化を与えてくれる、私にとって考え方の師匠のような本たちです。

「超芸術トマソン」赤瀬川源平

まず、トマソンの意味ですが、本にはこう書かれています。

Sponsored Link

不動産に付属し、まるで展示するかのように美しく保存されている無用の長物。

例えば、上っても何もない階段とか、高い建物の壁にある扉(階段も何もない)、など実用性がない変てこなものたちです。そういったものものをトマソンと名付けて、街を観察し採集した本です。

なんてことないものに付加価値を見つけて、楽しみを生み出すという考え方は、強烈にしびれました。赤瀬川さんと言えば、他にも「老人力」「路上観察学会」などの有名な本があります。

「老人力」は、「最近物忘れがひどい、年だなぁ~」と落ち込むところを、「老人力がついてきた」と発想を転換させる考え方で、どこかトマソンに通じるものがありますよね。

マイナスのものを楽しくとらえるというこの視点、私は赤瀬川源平さんから教わりました。

 

「よくわからないねじ」宮沢章夫

劇作家である宮沢章夫さんは、以前は竹中直人・いとうせいこうらのユニット「ラジカル・ガジベリビンバ・システム」の作・演出を担当、膨大なコントを書いていた方です。そんな宮沢さんの珠玉の脱力エッセイです。

・人はときとして、九州人になる。

・私は「だめ人間」に憧れる。

・私はかつて一度も、ユースホステルを利用したことがない。

上記は、それぞれ各エッセイの冒頭の文章です。

ここから、エッセイが始まっていくわけですが、どれもこれも着眼点が素敵で、これがお笑いを考える人の視線か~とうなりました。あわせて、丁寧な文章も痺れます。ナンセンスな内容を緻密でカッチリした文章で書かれるのがクセになるのです。

赤瀬川源平さんと同様に、どこに着目するかといったことに大きく影響を受けました。

 

ちなみに、宮沢章夫さんには他にもたくさん名エッセイがあり、そのタイトルが変なことになっているのです。

「牛への道」「よくわからないねじ」「わからなくなってきました」「茫然とする技術」「牛乳の作法」「考えない人」「長くなるのでまたにする」などなど。わからなくなったり、茫然としたり、考えなくなったり、またにしたり・・・なんだか心配になってしまいますが、そこがまたチャーミングで、私はいつだって魅かれるのです。

 

「映画を書くためにあなたがしなくてはならないこと」シド・フィールド

これはシナリオライターを目指す方には、有名な本だと思います。今をときめく人気脚本家 古沢良太さんも、シドフィールドの脚本術 3幕構成を参考にしたとインタビューで語っていました。

映画脚本とは、映像で語られるストーリーである

3幕構成とは、発端⇒(PP1)⇒中盤⇒(PP2)⇒結末という3つのパートから成る構造のこと。

間のPP(プロットポイント)とは、次の幕へ向かわせる分岐点(ストーリー上の大きな事件・きっかけ)をさします。日本的に言うなら、起承転結と同じような意味合いです。

起承転結がどうしても体感的にわかりにくいという場合は、シド・フィールドの脚本術がしっくりくるはずです。

 

「市民ケーン」「チャイナタウン」「ゴッドファーザー」「恋愛小説家」「マトリックス」「ボーン・スプレマシー」など、幅広い映画の例を挙げつつ、進んでいくので引き込まれます。文句なしの名作ばかりが紹介されるので、見たことない映画があれば、見ながら読み進めていくのも一興です。

かなり内容の濃い1冊で、自然と作り手側の視点を持つことができます。この本を読むと、映画の見方が変わります!

人生観が変わった!おすすめノンフィクション

女性

ノンフィクションからは、民俗学・格闘技・戦争から選びました。どの作品も生命力溢れる超大作です。日本人の生き様が鮮やかに描かれており、これを読めばきっと自分の人生について考えてしまうはずです。

 

「忘れられた日本人」宮本常一

民俗学者 宮本常一の著作の中でも最も有名なのがこの「忘れられた日本人」でしょう。著者は、生涯にわたり日本各地をフィールドワークし、多くの古老に会い、貴重な記録を数多く残されました。

私の一ばん知りたいことは今日の文化をきずきあげて来た生産者のエネルギーというものが、どういう人間関係や環境の中から生れ出て来たかということである。

そんな中でも、とくにこの本におさめられている「土佐源氏」の話は、あまりにもできすぎていてフィクションではないか?とまで言われたようです。そう思われるのも共感できるほど、印象的な内容でした。

先人たちがどのように生活をしていたのかが、いきいきと書かれており、いろいろ考えさせられます。名もなき人々の歴史をすくいあげた貴重な一冊です。

 

「木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか」増田俊也

「木村の前に木村なく、木村のあとに木村なし」と語り継がれる伝説の柔道王・木村政彦について書かれた熱すぎる一冊です。著者の増田氏も柔道経験者であり、木村政彦への熱き想いが、これでもかというくらい伝わります。

捏造されて定着してしまった”あの試合”の真相究明を軸に、力道山への怒りと、さらにそれ以上の哀しみを抱えながら後半生を生き抜いた、サムライ木村の生涯を辿りたい。

上下巻にわたる大作ですが、柔道にそこまで関心がなかった私ですら一気読みでした。圧倒的な強さを誇った所以、師である牛島辰熊との関係性、プロレスラーへの転身など、最強の柔道王の生き様に身震いしました。著者は心で泣きながら書いたのではと思わせられる、魂のこもった名作です。

 

「零戦(ゼロファイター)老兵の回想」原田要

真珠湾、ミッドウェー、ガダルカナル島など激戦を戦い抜いた歴戦のパイロット・原田要氏の著作。原田さんのやさしい語り口で書かれた文章は、胸にすっと入ってきます。実際の体験談なので、読んでいると鮮やかに映像が浮かんできて、教科書でしか知らなかった歴史をぐっと身近に感じることができます。

今の平和の元には、彼らの「日本を守る!」という強い想いがあることを、皆さんはよく心に刻んで、この一見何気ない日常が実は涙がでる程に有難いことに気付いて貰えたらと思います。

戦記物は数多く出版されていますが、多くの本が文章表現が難しくなりやすく、興味がある人以外は読むのに時間がかかる傾向があると思います(当然、貴重な資料であり読み継がれるべきものです)。一方、この本は語りかけるように書かれており、戦争関連の書籍の入口としても最適です。

二度と戦争を繰り返してはいけないと深く思わされ、そして、そのためにどうすればいいのかを考えさせられる一冊です。

まとめ

幅広いジャンルからピックアップしてみましたが、いかがでしたでしょうか?ここまで読み進めてこられたあなたは、きっと人生を変えたい本に出会うことを切望しているはず!

もしも、「最近強烈な読書体験をしていないな~」と感じるのなら、普段あまり読まないジャンルの本を取ってみるのもおすすめです。

 

私自身、どんなジャンルの本でも感銘を受ける可能性があると実感して以来、何でも読むようになりました。世の中、まだまだ未知で楽しいものが眠っています。ぜひ、無数にある本の世界に飛び込み、自分に変化を起こし、現実世界で行動してみましょう(^^)/

両手万歳女性

あなたが素敵な本と出合う一助になれば、幸いです。

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました