リュウグウノツカイは地震の前兆?言い伝えは迷信?2016年も続々捕獲の異常事態

0I9A7500ISUMI_TP_Vこのところの深海魚が海岸沿いで見つかるなどのニュースが続いていますね。 普段いるはずのないところで見つかるのだから、異常気象などを連想してし まいます。幻の深海魚と言われるリュグウノツカイも漂着するなど、どうしても地震の予兆なのでは?と不安に思う方も多いのではないでしょうか。古くから言い伝えがありますし。
そして、2016年2月8日朝にリュウグウノツカイが何と生きたまま捕獲されました!通常、発見される場合は死がいが漂着するので、この発見はかなり珍しいことです。今回は、リュウグウノツカイと地震との関連、興味深い地震をあつかった小説について、見ていきたいと思います。

2月8日 発見された場所や状況

発見されたのは、新潟県佐渡沖。両津湾内にある定置網に生きた状態でかかっていたのが発見されました。生きたまま捕獲されるのはほとんどないので、網を設置している内海府漁協の職員さんも驚きです。
テレビのニュースで初めてリュウグウノツカイを見たのですが、かなり大きく背びれ?のようなところが風になびくように不思議な動きをしていました。その異様な形から、 昔から人々に神聖視されたり、地震の言い伝えなどもある理由もわかるような気がしました。竜宮の使いという名がついたことからも特別なものとして捉えられてきたことを物語っています。    今回発見されたリュウグウノツカイの大きさですが、体長3.3メートル、体幅が最大26センチもあったとのことです。かなりの大きさですよね。

リュウグウノツカイの言い伝え 地震の予兆は迷信?

どうしてリュウグウノツカイが地震の前兆と言われるのか?その理由が気になったので調べてみました。

調べてみたところ、たしかに大きな地震が起こる数日~数か月前にはリュウグウノツカイが捕獲されたというケースが多いのです。

 発生日時  地震名  リュウグウノツカイ発見場所
 1968年8月6日  豊後水道地震  愛媛県八幡浜
 1995年1月17日  阪神・淡路大震災  三重県度会郡
 2011年3月11日  東日本大震災  神奈川県小田原

鳥取県・隠岐諸島の中ノ島など

豊後水道地震、阪神淡路大震災の時は、発見されたのは震源地から比較的近くで、地震発生の数日前に発見されています。東日本大震災の時は、震源地からは離れていて、地震発生の1,2カ月前に発見されています。
因果関係があるかどうかこれだけでは確定できませんが、地震が起こる前にリュウグウノツカイが見つかっていることは事実です。

ただ、最近はリュウグウノツカイなど深海魚が打ち上げられたりするケースが増えてきているので、地震の前でも後でも発見されているともいえます。発見された時期を地震の前にするか後にするか、捉え方はどちらにもしようと思えばできるわけで、予兆説の言い伝えをそのまま鵜呑みにするのもどうかと思います。

地震とリュウグウノツカイのが関連について書かれた小説

高嶋哲夫『M8(エムエイト)』、村上春樹『神の子どもたちはみな踊る』、福井晴敏『小説・震災後』『平成関東大震災』など、地震を扱った小説は多くありますが、この作品ほどリュウグウノツカイと日本の大地震をからめて書かれた小説はないのでは?と思う作品があります。


明石散人の小説『鳥玄坊 時間の裏側』です。1998年に発売された本で、リュウグウノツカイが浜辺に上がるところから物語が始まります。扱っているテーマのひとつが地震で、今でもぐいぐい引き込まれるような内容になっています。

明石散人は、あの京極夏彦の師匠でもある人物としても知られており、たしかに作風が京極夏彦の京極堂シリーズと近いものを感じます。膨大な歴史などの雑学を詰め込まれ、現実とフィクションの境目がわからなくなるようなくらくらするような名作だと思います。
大地震だけでなく、火山の噴火についても考察されていて興味深い考え方でした。地震について新たな視点が得られる小説です。

kanren01
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