ふいんきがなぜか変換できない 雰囲気はふんいき?勘違いが多い理由

豆知識・雑学
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スマホやパソコンなどで「雰囲気」という文字を出そうとしたら、変換できない!?となってしまったことはありませんか。それは、「雰囲気」をどう読んでいるかが原因です。

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今回は、よく読み間違いされる感じの代表格「雰囲気」の正しい読みや、どうしてよく間違えられるのかなどについて考察していきたいと思います。

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「ふんいき」と「ふいんき」 正しい読みはどっち?

ずばり結論から!

 

雰囲気の正しい読みは、ふんいきです。

 

よくよく漢字を眺めると、一文字目の下は「分(ふん)」で2文字目も□の中が「井(い)」なので、そこを意識すると「ふんいき」と読めると思います。ただ、文字を思いうかべず音の響きだけで覚えると間違えやすくなってしまいます。ここを一度おさえるだけで、もうきっと間違うことはないはず♪変換できない!?から、おさらばです。
ちなみに、デジタル大辞泉の解説でも誤用が多いと載っていました

ふんい‐き〔フンヰ‐〕【雰囲気】

1 天体、特に地球をとりまく空気。大気。
2 その場やそこにいる人たちが自然に作り出している気分。また、ある人が周囲に感じさせる特別な気分。ムード。「家庭的な―の店」「職場の―を壊す」「―のある俳優」
[補説]「ふいんき」と発音する人が増えているという調査結果がある。

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雰囲気を「ふいんき」と言ってしまうのはなぜ?

どうして、ついつい「ふいんき」と思ってしまうのかですが、これには原因があると思います。私が考える主な説は、2つです。

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「ふいんき」のほうが言いやすい説

「ふんいき」よりも「ふいんき」の方が明らかに言いやすくありませんか。とてもスムーズに
発声できるのです。今まで「ふんいき」と正しく言い続けていた方ほど、あまりの言いやすさが癖になってしまうのでは!?と思います。

「ふんいき(huniki)」は子音と母音が連続していないですが、「ふいんき(huinki)」だと
UとIが連続しています。母音(あ・い・う・え・お)は、舌や唇等を使って出す子音と違って楽に発音できる音です。だから、「ふいんき(huinki)」のように母音が連続するととても楽に言えるのですね。

言い間違ってもあまり指摘されない説

ふいんき問題の怖い点は、誤用がけっこう浸透してきてしまっていること。
雰囲気を「ふいんき」と読んでしまっても、もともと正しい読みを知っている人は、よくあることといちいち指摘しなかったりする人も多いです。意味は伝わりますし、揚げ足をとるような感じで場の雰囲気が悪くなってしまうので。なので、間違っている人はずっと間違い続けるという可能性もあるのです。
ここまで誤用が広まったのは、そんな理由もあるかもしれません。

 

雰囲気の読み間違い まとめ

今回は、よくある勘違い「ふいんき」「ふんいき」はどっち?について、見てきました。今回の内容をざっとまとめています。

 

○「雰囲気」の正しい読みは「ふんいき」

○なぜ「ふいんき」と読み間違いが広まったの?2つの仮設

  •  言いやすい(母音が続くので)
  •  誤用が多く、知ってる人もいちいち指摘しない

 

今回は「雰囲気」をとりあげましたが、このようによく間違えられる漢字がたくさん溢れていますよね。例えば、「店員」を「ていいん」とか。無意識にやってしまったりしてないか、気をつけたいものですね。また、気になる誤用があれば取り上げてみたいと思います。

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