WANIMA「Drive」歌詞の意味を解説|映画『OVER DRIVE』主題歌

音楽
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WANIMAが映画『OVER DRIVE』の主題歌として書き下ろした「Drive」を聞いたのですが、映画の世界観にマッチしていて、とてもひきこまれました♪

コンマ一秒を争う競技ラリーのように疾走感あるメロディー、WANIMAらしさ全開の人生を応援してくれるような力強い歌詞がいいですよね。

とくに、よく考えてみると深みを増す歌詞の世界が大好きです。そんな歌詞について考察してみたいと思います!この名曲の歌詞の世界をより深く楽しんでいきましょう(^^)/

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WANIMA「Drive」歌詞の意味

まずはじめに、この曲の歌詞を読んでみて強く感じたメッセージについて、一言で書きます。

それは、

 

過去の自分を許して、今を駆け抜けよう

 

ということです。歌詞全文はこちら⇒「Drive

 

 

作詞・作曲をされているKENTAさんは、インタビューで次のように答えています。

表面上は見せていなくても、過去にあった苦しい思い出とかを抱えて、それでも今を駆け抜けていくしかない。映画では葛藤を抱えながら車を走らせていましたけど、現実でもみんなそうやって生きてると思うんです。そういう葛藤を歌ではねのけて、そういう情けなさを燃料にドライブしていけたらと。それが歌い出しの「情けない思いを燃やして」という歌詞とかに現れていると思います。

(ちなみに、映画を見たうえで曲作りをされています)

 

過去の苦しみを燃料に変えて、みんな今を走っている(生きている)ということなんですね。

歌詞のなかで、”絶望”と”希望”の間でゆれて葛藤している心理が、さまざまな表現で繰り返し描かれています。

マイナスを乗り越えることでプラスになり、そしてまた新たな悩み(マイナス)が現れ、それに立ち向かい乗り越える(プラス)というように、誰しも人生は谷あり山あり。

 

みんな生きていたら、何かしらの試練が続きますよね。

そんな普遍的な事実を、誰にでも当てはまるようなシンプルな言葉で歌われているので、胸にぐっとくるものがあるのでしょう。

 

 

聞くと元気が出てくる曲ではありますが、”絶望(苦しみ)”をあらわすフレーズが多くあるのが特徴です。一部抜き出してみたのがこちらです。

 

  • 諦めた方が楽で
  • 絵に描いたような未来は真っ黒
  • くだらない毎日
  • 逃げ込んだ暗闇

 

などなど、ネガティブな表現がたくさん使われています。

 

たしかに、うまく行かない時というのは誰にでもあります。みんな同じような気持ちに支配されてしまったことはあるのではないでしょうか。

 

この曲の歌詞のようにうまく乗り越えられるときもあれば、こんな気持ちをずっと引きずっていて得られるはずの幸せになかなか気づけなかったり・・・なんてこともあるでしょう。

 

マイナスの感情って協力です。心が弱っているときなんて、本当に長引いてしまいますよね。

同じことを頭の中でぐるぐる考えてしまって、溜息を何度もついてしまったり。

何もやる気が出なくなったり。

自分の感情をうまくコントロールできないせいで、私も多くの時間を無駄にしてきました・・・・

こういうときの心理状態って、基本 過去にとらわれているんですよね。

私の場合、もう済んでしまった過去の失敗を何度も思い出して苦しんでたりすることが多いのですが、あなたはどうでしょう?

過去の失敗を悔んだり、過去の自分を責めたりしても、何も変わらないのにやっちゃうのはなぜなのでしょうか。過去のことに、貴重な今のエネルギーを吸い取られて、今この瞬間の自分が死んだも同然状態になってしまう・・・本当は今やるべきことがあるのに!!

 

ほんと、ダメダメな状態ですがこんな感じの

 

過去にエネルギーを奪われて、一歩踏み出せない状態

 

が、まさにこの曲で歌われているマイナスな歌詞があらわすところではと思います。

 

 

でもでも、マイナスばかりではありません。

 

闇あるところに光あり!!

 

ということで、つらいこと・悲しいこと・苦しいことがあったときは、人生がプラスになる大ジャンプのチャンスなのです。

実際、この曲の歌詞ではネガティブなフレーズのあとに、それをはねのけるような力強いポジティブワードが使われており、闇の世界に光を照らしてくれています。

 

  • あの日の笑ってる横顔
  • 陽はまたのぼり 胸を焦がした
  • 振り向かず 駈け出せ

 

などなど、マイナスだった過去をプラスに変えて力エネルギーをもらっています。当時はいやだったことを、振り返ったときにプラスの思い出にできるというのは、とてつもなく強いです。

 

そして極めつけはラストの1行です!

雨あがり ほら 虹が架かっていた

いくつもの苦難を乗り越え、あきらめずに頑張ったら、虹が架かっていた!

すべてが報われたような、光かがやく美しい光景がイメージされますね。とくに、”ほら”っていう部分に、優しさを感じます。この曲を聴きながら、何かに挑戦している人にむけて、寄り添ってくれるような。

そんなほっこりした気持ちにさせてくれます。

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まとめ

WANIMA「Drive」の歌詞について見てきましたが、いかがでしたでしょうか。

世界最高峰のラリー競技・WRC(世界ラリー選手権)の映画の主題歌なので、ラリーについて歌われている面もありますが、それ以上に”人生”についての歌といったほうがしっくり来るなぁと感じました。

いろいろ考察してきましたが、この曲を聞いて強く感じたのは、

 

いやだった過去をプラスにとらえ、そこからエネルギーを得て、今を頑張る!!

 

ことができたら、強い!ということです。

過去に執着してとらわれてしまうのは多くの人がやってしまうこと(私もそうです)ですが、これをプラスに考えることができたら、世界が変わりそうです。

この考えを応用すると、

 

今つらいことも、未来にきっとプラスに変わる!

 

ということになります。もっと言うと、”つらいことが未来の大ジャンプのために必要なことだから、長い目で見るとつらいことでもない”というわけです。

と、理屈っぽくなりましたが、これを理屈じゃなく感覚的に染み込ませれたらなぁと思います。

以上、WANIMA「Drive」の考察でした。自分なりに考えてみると、いろいろ発見があって楽しいものです。ぜひ、お時間あるときにやってみてください💡コメントいただけるととても幸せです♪

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