ホテルなどの”支配人”を呼ぶ時に、何と呼んでいいものか迷ったことはありませんか?
また、メールなど書面で宛名を書く時の表記はどうすれば正しいのでしょう?
そんな迷いやすい支配人の呼称・敬称について、簡潔にわかりやすくまとめています。これを読めば、もうためらったりすることもなくなるはずです☆ぜひ、ご覧ください(^0_0^)
ホテル外部の人(宿泊客、取引先etc)が支配人を呼ぶ場合
まずは、宿泊客、取引先などホテル外の人が支配人を呼ぶ場合について見ていきましょう。宿泊客の場合は、お客さんということもあり多少間違えても問題はありませんが、取引先の場合は間違えられません。
直接会う際、電話など支配人を呼ぶケースは多々ありますので、ずっと間違えたままだと印象は大きく悪くなってしまいます。けっこう、支配人はそういうところ見ていたりするものなので、気をつけたいところです。
では早速ですが、支配人の正しい呼び方は、、、
支配人
また、名前をセットで言う場合は、
○○支配人
支配人の○○様
となります。
よく誤用される使い方として、
支配人様
○○支配人様
がありますが、これは正しくはありません。
部長様、社長様など役職名に「様」をつけるのが不自然なのと同様です。私はこれを、新入社員時に受けたマナー研修で教わりました。
とはいえ、最近では役職名に様をつけて話している人をよく見かけるようになった気がします。徐々に、「支配人様」と言っても不自然に思われなくなるかもしれませんが、当面はこの呼称は控えたほうが無難です。
ホテルの従業員が支配人を呼ぶ場合
ホテルの従業員が呼ぶ場合は、
支配人
○○支配人
と呼びましょう。支配人が複数いないホテルの場合は、「支配人」だけでも通じますが、
大きなホテルの場合は、宿泊支配人、婚礼支配人など複数おられるので、その際は「名字+支配人」で呼ぶのがよいでしょう。
これが基本的なマナーではありますが、迷った際は周りの人が何と呼んでいるのかをチェックして合わせるのに越したことはありません。
支配人の宛名の正しい書き方 メールや手紙で様は必要?
支配人宛に文書を送付する際に、”様”などの敬称をどう付ければいいのか悩んだことはないでしょうか。
初めて送付する際は、これで失礼がないのだろうか?といまいち自信が持てなかったことを覚えています。これは、文章でずっと残るものなので、ぜひ間違えないように注意したいところです。
正しい宛名の書き方について、支配人の名前がわかっている場合、わからない場合のケース別に見ていきましょう。
【支配人の名前がわかっている場合】
ホテル○○○
支配人
山田 太郎 様
と書くのが適切です。
支配人の後ろには、「様」「殿」は基本的にはつけません。”部長様””社長様”等の表記が不自然なのと同じです。
しかし、役職名の後ろに「様」「殿」などをつける会社も少なからず存在します。その場合は、会社内の風習に合わせるのがベターです。いくら、一般的には変だと訴えたところで、敵うものではありません。臨機応変に合わせていきましょう。
【支配人の名前がわからない場合】
ホテル○○○
支配人 殿
名前がわからない場合で、メールや手紙を出すケースは少ないかもしれませんが、もしもの時は上記のようにするのがベターだと思われます。
敬称は「様」か「殿」で迷われやすいですが、「様」は役職名の後にはつけず、個人名の後につけるものになります。
「殿」は使用頻度としてはやや低いかもしれませんが、名前がわからない場合には「部長殿」「社長殿」というように、今でもよく使われています。ただ、社内の風習によって異なることもあるので、同僚や上司がどうされているかチェックしておくのが安心です。
まとめ
ホテルの支配人の呼称・宛名について、見てきましたがいかがでしたでしょうか?
何となくわかっているつもりでも、いざその段になってみると、本当に合っているのだろうか?と気になってしまうものですよね。
以下、今回の内容を要約しておきたいと思います。
ホテル外部の人が呼ぶ場合
- 支配人
- ○○支配人
- 支配人の○○様
ホテル内部の人が呼ぶ場合
- 支配人
- ○○支配人
宛名 敬称の正しい書き方
ホテル○○○ 支配人 山田 太郎 様 |
名前が不明な場合は、下記になります。
ホテル○○○ 支配人 殿 |
以上となります。本記事があなたの疑問の解決に少しでもお役に立てたなら、幸いです。
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