「代替」の読み方はだいがえ・だいたい?意味と使い方・言い換え表現もチェック

豆知識・雑学

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「代替」という漢字は、”だいたい”や”だいがえ”など人によっていろんな読み方をされますよね。いったい正しい読み方はどちらなのでしょうか?日常生活はもちろん、ビジネスの場面でも使うことが多い言葉なので、正しい読みはぜひ知っておきたいところ。ぜひチェックしてみてください☆迷いなく自信を持って「代替」という言葉が、使えるようになりますよ👌

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代替の正しい読みは”だいたい””だいがえ”どっち?

もともと辞書的に正しい読み方は、

 

”だいたい”と読むのが正解です。

 

それぞれの漢字の、音読み・訓読みをご覧ください。

 

  • 音読み:タイ、ダイ
  • 訓読み:か(わる)、か(える)

 

  • 音読み:タイ
  • 訓読み:か(わる)、か(える)

音読み同士で読むのが通常なので、代替(だいたい)と読むのが自然です。”だいがえ”だと、代は音読み・替は訓読みとなってしまい、とても不自然な読み方となってしまいます。

 

とはいえ、今では”だいがえ”と読む方が増加しており、中には”だいがい”と発音している方もおり、とてもややこしい言葉となっています。辞書によっては、”だいたい”だいがえ”どちらの読みも載っているものもあります

一説では、「代替(だいたい)」と読むと、会話でよく使う「大体(だいたい)」という副詞と音が同じなので、わかりやすくするために「代替(だいがえ)」という読み方が広まったと言われています。

 

ただ、辞書的にどうこうではなく、円滑なコミュニケーションを取ることのほうが重要だと考えます。

そこで、本記事では、言葉は生き物であり時代とともに変わるものということをふまえて、”だいたい””だいがえ”という読み方は、

 

どちらも正解

 

とします。

そのほうが、心に余裕ができて会話にも良い影響が出るはずです♪

もしも、”だいたい”が正しい読み方と結論づけたとします。すると、”だいがえ”と使っている人を見て、「この人、間違った使い方してる・・・」と、ちょっとくらい考えてしまいませんか?

指摘しないまでも、何となく表情や態度に出たりして、良からぬ印象を抱かれるかもしれません。相手も「代替」の読みに自信がない場合、けっこう察知されてしまうものです。円滑な人間関係を築くためには、こういった状況は避けたいところですよね。

 

といった理由から、どちらも正解とゆったりと構えることがおすすめです☆

 

ただ、相手が使う「代替」の読みはどちらも正解とするとしても、自分が発言する場合はどっちの読みで言おうか気になるかと思います。そこで、おすすめの法則をご紹介します。続いては、その読み方の法則について見ていきましょう(^^)/

「代替」読み方のルール~状況別おすすめの使用例~

”だいたい””だいがえ”どちらで読むか、迷いやすい言葉ですが、ある程度のパターンがあります。それは、何に対しての「代替」かで、決まってきます。

 

  • 機械や品物:代替(だいがえ)
  • 形のないもの:代替(だいたい)

 

このパターンを押さえておくと、頭がスッキリして気持ちが少し楽になるのではないでしょうか☆では、さっそくご紹介していきたいと思います。

 

機械や品物に対して使う時は「だいがえ」

基本は、”だいたい”と読むのが良いでしょうが、機械や品物の代わりを指して代替を使うケースは、”だいがえ”と読まれる人が多いです。そのため、同じように合わせて”だいがえ”と読むのがおすすめです。

 

  • 代替機(だいがえき)
  • 代替品(だいがえひん)

 

よく耳にするのが、これらの言葉です。私はパソコン関連の仕事をしていたことがあり、パソコンやプリンターをお客様に貸し出すことがあったのですが、そこでは代替え機(だいがえき)と発音するのが普通でした。人によっては、”だいたいき”と言っている方もいます。

 

形のないものに対して使う時は「だいたい」

形ないものに代替○○と使う場合は、”だいたい”と使われることが多いです。

 

  • 代替案(だいたいあん)
  • 代替サービス(だいたいサービス)
  • 代替ガス(だいたいガス)

 

などの言葉は、多くの方が”だいたい”と発音します。もちろん、代替え案(だいがえあん)と言う方もいますし、必ずというわけではありませんが、大体の場合は代替(だいたい)と読めば、しっくりきます。

 

おっと、ここでひとつ注意しておきたいのが、このように大体(だいたい)と代替(だいたい)を続けて言うと、音は一緒なので非常に聞き手にとって不親切になるということです。(あえて使用させて頂きました、失礼しました)

 

意味は通じると思いますが、かなりの確率で聞き手は一瞬「え?」となるでしょう。会話の流れを止めてしまうことになるので、スムーズにするために、

 

  • あえて、”だいがえあん”と発音する
  • 「だいたいあん、だいがえあんとして・・・」と言い直す

 

などしてあげると親切ですね。いちばん良いのは、「大体(だいたい)」という言葉を、「おおよそ」などと言い換えてあげるとスッキリ解決します。ただ、「大体(だいたい)」は日常でもよく使う言葉で、うっかり出てしまいやすいのが厄介なところですが。

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まとめ

日常会話・ビジネスシーンでもよく登場する”代替”について、見てきましたがいかがでしたでしょうか?読み方や使用法など、ちょっと不安になる言葉ですが、このポイントを押さえれば一安心です。

ここで、今回の内容を簡単に振り返っておきましょう☆

 

代替の読み方

  • 本来は”だいたい”が正解
  • 現在は”だいたい””だいがえ”両方 辞書に載っている

 

代替の読み方ルール

  • 機械や物には”だいがえ”:代替機(だいがえき)、代替品(だいがえひん)
  • 形ない物には”だいたい”:代替案(だいたいあん)、代替サービス(だいたいサービス)

 

以上となります。読み方のルールについては、あくまでそうした傾向があるということです。環境によっては、どちらの読みも使われてることもあるかと思いますので、その点はぜひ観察してみてください(^0_0^)

 

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以上となります。しかし、日本語って本当に難しいですよね・・・。でも、こうした小さなことを1つずつ意識するかどうかで、結果が変わることもあると思います。その点、このページをご覧になっている時点で、あなたは細やかなことに意識ができ、注意力があるのは間違いありません!

相手の立場にたったコミュニケーションで、素敵な結果をつかみましょう☆

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