コミュニケーション能力を高めるおすすめ本|会話術よりも大切なスキルとは?

読書

 

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書店に行くと、コミュニケーションスキルを上げる本が溢れています。しかし、実際に効果がある本はどれだけあるでしょう?本を読んで劇的に会話スキル、プレゼン力が上がった!と感じることって、意外と少なくありませんか?(恥ずかしながら、私はそうでした・・・)

 

でも、あることに気づいてから変わることができました。それは、”スキルを学ぶ前に苦手意識をなくす”ということです。この順番さえ間違えなければ、より効果的な成長が期待できます!そんな視点で選んだ、一味違ったコミュニケーションスキルアップのおすすめ本を厳選してご紹介します📖あなたの変化のきっかけになれば幸いです。

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会話テクニックよりも苦手意識をなくすのが先な理由

簡単に、会話テクニック・スキルを学ぶ前に、コミュニケーションに対する苦手意識をなくすことが重要な理由を述べたいと思います。それは、、、

 

”いくらテクニックを使っても、自分のことを会話が苦手だと思い込んでいると、最低限の効果しか得られない”

 

からなんです。つまり、いくら本で読んだトークスキルで武装しても、会話が苦手という雰囲気が滲み出て、かなりの確率で相手に伝わってしまっているのです。目線、表情、姿勢、声など、身体は正直です。内面の緊張や不安はなかなか隠しきれるものではありません。もちろん、学んだ効果が出る場合もありますが、最大限の効果を出すのは難しいでしょう。

 

以前の私は、とにかく会話のテクニックを学べば上手くいくんだ!と考えていました。ネットや本などに溢れる会話術の情報は溢れており、面接、恋愛、仕事など、いろんな状況で使えるテクニックを学んでは使っていました。ですが、いまいち大きな変化を感じることはできませんでした・・・

でも、それは当然のことだったんですね💡

 

 

ぜひ、テクニックを学ぶ前にトークの苦手意識をなくすことに焦点を合わせることをおすすめします☆こうすることで、下記のような好循環が期待できます。

  1. トークの苦手意識がなくなる
  2. 会話時に、不安・緊張などマイナス感情がやわらぐ
  3. 目線、表情、姿勢など自信に溢れた状態に変化する
  4. 学んだトークスキルが最大限発揮できる

今までいろんな会話術・テクニックを学んで効果が感じられなかった人にこそ、おすすめしたい方法です。

本物のコミュニケーション能力が身につくおすすめ本

会話に対する苦手意識をなくすための書籍、続いて、厳選した会話テクニック本をご紹介していきます。もちろん、全て私が愛読していて、効果を感じたものだけを厳選しました。どの本も、初めて読んだ時の衝撃はすさまじく、繰り返し読んでいます。

 

「潜在意識が答えを知っている!」マクスウェル・マルツ

著者はマクスウェル・マルツ博士(モルツ博士と表記されることもあり)で、。潜在意識というと、ちょっと怪しい系の本に思われるかもしれませんが、内容はいたって真面目です。この本はマルツ博士のサイコサイバネティクス理論について書かれた本で、テーマはこちら。

 

”人生はどんなセルフイメージ(自己イメージ)を持ってるかで決まる”

 

セルフイメージとは、自分のことを「私は○○な人間だ」と考えることです。例えば、上がり症・根暗・明るい・社交性がある、など挙げれば、キリがないですが、誰しも自分に対して、このような思い込みを持っているでしょう。

この思い込みは、予想以上に強烈で、もしもマイナスイメージ(話ベタなど)だった場合、状況は悲惨です。いくら技術を学んでも、「自分は話ベタなんだ」と潜在意識で思い込んでいると、そのようになってしまうのです。

 

セルフイメージを変えて適切な自己イメージを持つ方法について、わかりやすい言葉で書かれているこの書籍は、コミュニケーション以外にも応用できるので、自信を持っておすすめできます。

ちなみに、この本を読むとわかるのですが「嫌われる勇気」などで一大ブームとなった精神科医アルフレッド・アドラー博士とモルツ博士は交流があったようです。次に、ブームになるのはモルツ博士のサイコサイバネティクス理論かもしれません。

 

「自分を不幸にしない13の習慣」小川忠洋

モルツ博士のサイコサイバネティクス理論を、もっとも簡単に読みやすい文章で表したのが、この本です。本質をしっかり解説しつつも、ボリュームが少ないのでサクッと読めてしまいます。何度も読み返したい一冊です。

自己啓発史上、最大の発見と言われているモルツ博士の理論は、多くの人に影響を与えてきました。

・フランクリン・ルーズベルト元米国大統領
・エレノア・ルーズベルト夫人
・画家のサルバドール・ダリ
・自己啓発の大家、ジグ・ジグラー
・心のチキンスープの著者、マーク・ビクターハンセン
・世界No1コーチ、アンソニー・ロビンス

 

ごく一部ですが、このような方々もこの教えを実践しているのです。こちらで購入すると、無料(送料のみ)で読むことができますのでぜひ一度のぞいてみてください👀

「自分を不幸にしない13の習慣」を無料で読む

 

「嫌われる勇気――自己啓発の源流”アドラー”の教え」岸見一郎

アルフレッド・アドラーの存在を一躍有名にしベストセラーとなった書籍です。対人関係の悩み・人生の悩みを消し去る大切な考え方が、学べます。

哲学者と悩みを抱えた青年との、対話で物語が進みます。青年に感情移入しながら、読み進むことで、アドラーの教えが自然と身体に染みてきます。アドラー関連の本は多数出版されていますが、やはりこの本がわかりやすく、効果を得られやすい本だと思います。

「嫌われる勇気」の内容をさらに深めたい場合は、続編の「幸せになる勇気」もおすすめです。教師になった青年が3年ぶりに哲人のもとを訪れ、さらに深い質問をしていく物語です。より具体的な事柄が多く出てくるので、より日常生活に落とし込みやすい内容となっています。

 

「人を動かす」D・カーネギー

カーネギーの不朽の名作です。書名からはリーダーシップに関する本といった印象を受けますが、決してそんなことはありません。

内容は”人間関係の原理原則”で、全ての人に役立つ内容です。カーネギー自身や知人、偉人などの圧倒的なエピソードが豊富に掲載されており、具体的に効果的なコミュニケーションの方法を示してくれます。

本を何度も読むのがいちばんですが、ボリュームがかなりあるのが難点なところ。この本のエッセンスを凝縮した記事もあるので、よければご覧になってみてください📖

デール・カーネギー「人を動かす」の要約

デール・カーネギー「人を動かす」の感想

「猫背は治る!」小池義孝

もしも、猫背や肩こりでお悩みなら、この本を読むだけで自分に自信が持てて、コミュニケーションスキルの向上が期待できます☆

 

この「猫背は治る!」は、身体のつくりを正しく知ることで、自然と猫背が矯正されるという本です。ものすごく売れているので、本屋さんの健康関連のコーナーで見たことある方も多いと思います。

骨格や筋肉など身体の構造を”知る”だけで猫背が治るなんて、うさんくさいと思われるかもしれませんが、私には効き目がありました!著者ご本人が、下記の動画でわかりやすく解説されています。本を読まなくても、ポイントはこれでわかるのではないでしょうか♪

姿勢は感情に大きな影響を与えます。胸を張った状態でネガティブなこと、猫背の状態でポジティブなこと、を考えるのはなかなか難しいですよね。猫背が治って背筋が伸びることで、自然と自信が溢れてきて、会話にも良い影響が出てきますよ。

 

また、猫背の他にも、眠っている腕力の引き出し方、もっと深く呼吸する方法といったテクニックも身につけることができます☆

 

「未来ちゃん」川島小鳥

写真家 川島小鳥さんの「未来ちゃん」です。この本は、写真集なので文字は何もないのですが、ある意味ではコミュニケーションスキルの教科書と言えます。

 

この女の子の持つ読者に訴えかける力は何なのでしょう!?

コミュニケーションにおいて、言語が占める割合はわずかで、非言語(声やボディランゲージ)の割合が圧倒的に多いと言われますが、まさに非言語コミュニケーションの凄さを見せつけてくれます。

 

その時々を全力で生きているような、未来ちゃんの桁外れな生命力が前ページから伝わってきます。多くの大人が抱きがちな不安・心配・ストレスなどの感情はなく、ただ瞬間ごとに命が爆発しているようで、”今を生きる”ことの大切さを感じました。

今に集中するということは、モルツ博士のサイコサイバネティクス理論にも通じます。コミュニケーションにも重なる部分があり、過度に緊張・心配せず、ただ伝えることだけに集中することがまず何より大切なのではないでしょうか。理屈抜き、問答無用のコミュニケーションは圧巻!

 

「初対面の教科書」おちまさと

有名プロデューサーおちまさとが、初対面について徹底的に考察した1冊です。大の人見知りだったおち氏が、プロデューサーという仕事柄多くの初対面をこなしていくうちに、生まれた哲学・テクニックが満載です。純粋に初対面のことだけここまで深く多面的に書いている本は、なかなか見つからないと思います。

 

通常の1対1の初対面はもちろん、たま~に遭遇する3人での初対面など、具体的な事例が多いのも嬉しいところ。また、ビジネス、恋愛、面接などいろんなケース別に紹介されているので、すぐに真似できることが多いです。

さまざまなテクニックが満載ですが、特に大事なのは「相手へのリスペクト」と説かれています。これは、上記で紹介した「人を動かす」などと通じる部分もありますね。やはり、本当に大切なことは、コミュニケーションに対する考え方・意識であると思わされます。

とても軽いタッチでイラストも豊富なので、面白おかしく勉強したいという場合は、とくにおすすめの一冊です。

 

「ウケる技術」水野敬也 小林 昌平 山本 周嗣

相手を笑わせることは、ビジネスや恋愛など多くの人間関係を円滑にしてくれます。そんなウケるための技術を体系的にまとめた一冊です。2007年に出版された本ですが、時代に流されない本質的なボケが主なので、今読んでも問題はありません。

 

ただ、あくまでこれは普通にコミュニケーション能力がある人に、おすすめな本です。

間違っても「私は会話が苦手だから、とりあえず笑いを取れば大丈夫だろう!」と考えて、この本の内容を実践しないことです。スベった時に恐ろしいほどのピンチに直面することになるでしょう。

以前、お笑い好きのやや暗めな人が不自然にボケまくっている場面に遭遇したことがありますが、みんなヒイていました・・・。

 

基本的に、コミュニケーションに笑いはなくても大丈夫です!冗談いっさい抜きでも、気持ちのよいコミュニケーションは可能です。それは、上記でご紹介した書籍で体感できることと思います。

あくまで、本書はプラスアルファとして読んでみるくらいが丁度よいかなと感じます。

 

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まとめ

コミュニケーションスキル上達のためのおすすめ本を紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。技におぼれず、まず苦手意識をなくすことに焦点を当てよう!という趣旨で、厳選してみました。

ここで今回の内容を簡単に要約しておきます。

 

会話テクニックを学ぶより、コミュニケーションに対する苦手意識をなくすことが先

  1. トークの苦手意識がなくなる
  2. 会話時に、不安・緊張などマイナス感情がやわらぐ
  3. 目線、表情、姿勢など自信に溢れた状態に変化する
  4. 学んだトークスキルが最大限発揮できる

 

本物のコミュニケーション能力を身につけるためのおすすめ本

  • 「潜在意識が答えを知っている!」マクスウェル・マルツ
  • 「自分を不幸にしない13の習慣」小川忠洋
  • 「嫌われる勇気――自己啓発の源流”アドラー”の教え」岸見一郎
  • 「人を動かす」D・カーネギー
  • 「未来ちゃん」川島小鳥
  • 「初対面の教科書」おちまさと
  • 「ウケる技術」水野敬也 小林 昌平 山本 周嗣

本当のコミュニケーション能力を得るためには、”会話が苦手”というセルフイメージを変えることがスタートです!ご紹介した本がお役に立てば幸いです。スピーディーに理想のあなたに近づけることを祈っています☆

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