突然ですが、あなたは雨男または雨女さんですか?
自分のことを雨男(雨女)と思うと、なんだか気持ちがどんよりしていまいますよね・・・
お出かけして雨が降ると周りの人から「雨男(雨女)がいるから」なんて言われたり。私自身も雨男と言われた経験がありましたが、いい気持ちはしないですよね。
そんなつらい思いをしている方に向けて、雨男・雨女にまつわるあれこれ(特徴・治し方・龍神との関係など)をまとめています。
そして、あまり言われることのない雨男・雨女の人の素晴らしい能力についてもふれていますので、ぜひご覧になってみてください♪
雨男/雨女の特徴
まず、雨男・雨女さんの特徴についてチェックシートにまとめてみました。あなたはいくつ当てはまりますか?
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後半に行くにつれて、雨男・雨女の症状がエスカレートしていってます。全部当てはまる人はおそらくいないとは思いますが、半分くらい当てはまっていたら、相当な雨男・雨女さん!
6問目からは、雨乞いの能力を身につけて、天気を操りだしているので、もはや超能力者の域!ここまで来たらむしろ崇められることでしょう。
ちなみにですが、科学的な根拠があるかどうかについて念のためふれておきたいと思います。当たり前といえば当たり前なんですが、、、
「雨男・雨女が雨を降らせるという科学的根拠はありません」
そういったデータはないですし、正確に調べれば調べるほど、雨女・雨男が主観的なものだったという結果が出るのではないかと予想します。個人が天候を左右することができるというのは、さすがに現実的ではないと思います。
もちろん、世界的にはシャーマンや巫女のような呪術を使い、雨乞いができる方がいるかもしれません。
しかし、それもまたその共同体内の主観的な捉え方によるものではないでしょうか。
本人も特殊な力があると信じ、周囲の人もまたそれを信じているというか(これはシステムとして機能しておれば、生きやすくするための素晴らしい仕組みではないかと思います)。雨乞いのコツはきっと「降るまで止めないこと」なんじゃないかと思っています。おっと、これは余談でした。
さて、科学的根拠はないとは言うものの、「俺は雨男だ」「私は雨女なの」と自覚している方はたくさんおられます。どうして、科学的根拠がない現象を信じるようになったのでしょうか?
その過程について考えてみました。
雨男/雨女が誕生する理由
日本は雨がけっこう降ります。全国平均では100日以上雨が降っているというデータがあるので、1年間のうちにおよそ3分の1以上は雨ということになります。なのに、一部の人は自分のことを雨男・雨女と思い、一部の人は自分のことを晴れ男・晴れ女と思っています。(ちなみに、一番多いのが何とも思っていない人達です)
雨男・雨女が生まれる原因とは?
雨男・雨女が生まれる原因は、主に2つではないかと思います。それは、「雨の日の記憶力が良い」「レッテル」です。それぞれ詳しく見ていきましょう。
「雨の日の記憶力が良い」
物覚えがいいということなので、一見いいことのように思えますが、記憶力が優れていることにもデメリットがあります。何でも覚えれるのは良いのですが、悪いこともしっかり覚えてしまうということです。天候に関してなら、晴れの日よりも雨の日が印象に残るというように。
「大切なお出かけの日が雨で中止になった」など雨にとてもマイナスなイメージを抱いていると、雨に対して敏感になり、雨の日の記憶がどんどん蓄積されていきます。同じだけ、いやそれ以上に晴れの日もあるはずなのに、雨の日のインパクトが強くて晴れの印象を薄めてしまうのです。
「レッテル」
周囲の人に「○○がくるといつも雨が降るんだよね」などと言われ、雨男・雨女のレッテルを貼られるのも大きな原因です。よく考えれば、雨男・雨女の専門家でもない友達が何となくのイメージだけで言っているので、何も信頼性なんてないんです。
でも、これが思いのほか効くのです!周囲の人の影響力は強くて、何度か言われるとけっこう簡単に、「自分は雨男(雨女)なんだ」と受け入れ、納得してしまいます・・・。
そして、この自分で自分のことを雨男(雨女)と認識してしまうことが、最後のとどめです。ここまでいくと、もう多少晴れの日が続いたとしても、「たまたま晴れだった」と思ってしまい、まず認識が変わりません。
上記の2つの理由から、「自分で自分のことを雨男・雨女と受け入れる」ようになり、雨男・雨女が誕生につながるのではないかと思います。
雨男/雨女の治し方・対策(お祓い神社etc)
雨女・雨男の生まれる理由でも書いたとおり、思いこみによるものが原因と思うのですが、「いや、そんなことはない!たしかに私が出掛けると雨が降るんだから」と考える方も多いと思います。
気象神社(東京)
そこで、注目を集めているのが、神社でのお祓いです。雨という厄を払ってもらおうという考え方ですね。どんな神社がおすすめかと言えば、やはり天候に関する神様がおられるところです。代表格は関東にあるこの神社です。
東京 高遠寺にある日本で唯一のお天気の神様がいらっしゃる神社です。雨男・雨女さんにはもちろん、気象予報士の合格祈願などでも知られています。かけられた絵馬には「脱雨女!」など、強い願いが込められているものが多く、先輩たちの勇姿にきっと力をもらえることでしょう。
スピリチュアルサロン
神社以外での対処法としては、スピリチュアルサロンに行ってみるという選択肢もあります。実は、スピリチュアル的には、雨を降らしてしまう人は一般的に龍神と呼ばれる自然神の影響を受けていると考えられているからです。
晴れになるおまじない
他にも、おまじないという方法も。いろいろありますが、代表的なのは「てるてるぼうず」です。
「幸せの黄色いてるぼう」がかわいくておすすめですよ。
一休さんのエンディングに出てくる古典的なタイプのものもいいですが、こちらもステキですよね♪
雨男/雨女をポジティブに考える
世間的にはマイナスイメージで語られることが多いですが、実はこんなにいい面もあるんだ!ということを、私は言いたいのです。言いふらしたいのです。雨男・雨女への風当たりが強いですが、なんだか一方的な感じがして違和感を覚えていました。
そんな時、テレビでブラックマヨネーズ吉田さんが、ものすごい発言をしているのを見てショックを受けました。
ブラックマヨネーズ 吉田敬氏の見解
「ブラマヨとゆかいな仲間たち アツアツっ!」という番組で、吉田さんは晴れ男に対して鋭い批判をしておりました。
こんな内容の発言をされていました(発言はうろ覚えなので実際とは異なるかも)
「雨があるから、植物や食べ物は育つ」
「雨よりも晴れが絶対的正義なんかい!」
もう痛快です!
「雨があるから晴れがある」ということでどちらも大切なんだという真理を明確に発言されています。雨にだっていい面もあるのです。「雨女・雨男だって自分を卑下することもないんだよ」とやさしく語りかけてくれるかのよう。
と、同時になんだか偉そうに思える晴れ男・晴れ女たちを批判し、とてもスッキリしたことを覚えています。
龍神さまに守られている
スピリチュアリズムなお話になりますが、天候には自然霊が関わっていると考えられているそうです。で、雨男・雨女には龍神様が守護神として守ってくれていると言われています。(ちなみに、晴れ男・晴れ女は稲荷系)
龍神は、水や海にまつわる神様なので雨を呼ぶことにつながるというわけです。しかもその雨は、悪い物を全て洗い流し、恵みと浄化のエネルギーを与えてくれる強力な神様です。そう考えると、プラスな面だっておおいにあると言えそうです。
雨男/雨女の特徴(意味や治し方)まとめ
雨男・雨女について、特徴から治し方などいろいろ見てきましたが、いかがでしたでしょうか?考え方や対策など何かのヒントになれば、こんなに嬉しいことはありません。今回の内容を簡単に要約しておきたいと思います。
~雨男・雨女について~
・科学的な根拠はない ・主な原因は思いこみ(レッテル/雨の記憶力が良い) ・治し方(お祓い/スピリチュアルサロンなど) ・プラスな面も!(龍神の御加護など) |
一般的に言われているようにマイナスイメージだけじゃなく、発想を転換することでプラス面もちゃんとあるので、そんなに卑下しなくてもいいように感じたという方が多くなれば幸いです!
※治し方のところで、お祓いのできる神社「気象神社」を挙げましたが、全国的にはこうした所はなかなか少ないです。関西、特に京都は神社が多く、天気に関連する神社もありますが、お祓いまでとなるとちょっとわかりませんでした。わかれば、追記できたらと思います。
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