森見登美彦さんの小説「夜は短し歩けよ乙女」には、実在する京都のいろんな地名や建物が出てきます。本を読んでると、映画を見てると、思わず京都の街を散策したくなったのではないでしょうか(*^_^*)
そこで、舞台となった京都のスポットをまとめてみました。京都へお出かけ・観光の際には、ぜひ立ち寄ってみてはいかがでしょう♪
また、小説のあらすじ・感想や、物語に登場する気になるものものについては、こちらでまとめています☆
木屋町・先斗町・河原町(京都市の繁華街)
黒髪の乙女が、京都の夜の街を歩き、あちらこちらでお酒を飲んでましたが、その場所が木屋町から先斗町界隈にかけてです。木屋町通りを高瀬川沿いに歩いた素敵な動画です。川の両脇にはお店がずらりと並び、いろんな発見がある通りです。
木屋町
bar moon walk 木屋町店
木屋町には、「bar moon walk 木屋町店」というお店があります。小説で、乙女が訪れるバー「月面飛行」のモデルになったお店と言われています。
公式サイトはこちら⇒200円バーのムーンウォーク
先斗町
木屋町通りのひとつ東側の通りが、先斗町です。
細くて長い、趣のある道です。切れめなく並ぶお店は少し敷居が高そうではありますが、見てるだけでも楽しいです。
小説には出てきませんが、先斗町の三条方面には、先斗町歌舞練場があります。タイミングが合えば、おどりを鑑賞できるので、事前にチェックして行ってみるのがおすすめです👀
公式サイトはこちら⇒先斗町 鴨川をどり
四条河原町
風邪が猛威を振るい、京都の街が閑散とする中、風邪をひかない元気な乙女が歩いていたのが、四条河原町付近です。先斗町・木屋町からすぐ近くの場所で、百貨店・OPA・マルイなど多くのお店が並んでいる京都一の繁華街です。
下鴨神社・糺ノ森
京都市左京区にある下鴨神社(賀茂御祖神社)も、作品に登場しました。
公式サイトはこちら⇒下鴨神社
この神社にある糺ノ森で開催された古本市に行った先輩が、ひょんなことから売り立て会に参加し、大活躍をしていました。古本市は、毎年開催されています。本好きにはきっと楽しいと思います。古本市の神様にお祈りをしていたら、素敵な出逢いがあるかも☆
吉田神社
京都市左京区にある神社で、パワースポットとしても知られています。
小説では、パンツ総番長が願をかけた神社として登場します。彼の願いとは、去年の学園祭で一目惚れした女性に再び巡り合える日まで、パンツを履きかえないというもの。下半身の病気に耐えつつも、翌年の学園祭で奇跡的に再開し、パンツ総番長の願いは叶いました。さすが、吉田神社です。
公式サイトはこちら⇒吉田神社
京都大学
黒髪の乙女や先輩が通う京都大学も忘れてはなりません。小説では、学園祭の描写が多かったですね。模擬店など、学園祭の様子がこちらで見れました。すごい賑わいですね!
ちなみに、京都大学のすぐ東側に吉田神社がありますよ⇓
進々堂 京大北門前店
京都の老舗喫茶店「進々堂」の京大北門前店は、先輩と乙女が初めてデートの待ち合わせをした場所です。とてもやさしい気持ちになる印象的なラストシーンでした。進々堂でのシーンがお好きな方はきっと多いのではないでしょうか☆
「進々堂」の京大北門前店は、京都大学・吉田神社のすぐ近く、今出川通りにあります。また、先輩がナカメ作戦(なるべく彼女の目に止まる作戦)を繰り広げていた場所のひとつ、百万遍交差点も近いです。地図を見ると、いろいろ思い出してにんまりしてしまいますね。
先輩のアパート(京都市北白川東小倉町)
先輩の下宿先は、北白川東小倉町の廃墟に近い木造アパートです。閑静な住宅街の雰囲気をぶち壊すほどのアパートなんだそうです。もちろん、実在する建物はありませんが、参考までに地図を載せておきます。
黒髪の乙女のマンション(京都市左京区田中)
黒髪の乙女は、元田中に住んでいます。叡山電鉄に元田中駅があります。京大・下鴨神社・吉田神社など、作品の舞台となった場所がすぐ近くに複数あるので、ぶらりとこのあたりを歩いてみるのも面白いかもしれません。
まとめ
以上、「夜は短し歩けよ乙女」の舞台となった主な場所について見てきましたが、いかがでしたでしょうか?より作品に親しみを感じていただければ、嬉しいです。ここで、今回挙げたスポットをまとめておきます。こちらが、聖地巡礼マップです♪
ぜひ、作品の気分に浸りながら、黒髪の乙女のように京都の街をぐんぐん歩いてみてはいかがでしょうか。
関連記事
👉森見登美彦「夜は短し歩けよ乙女」のあらすじ(ネタバレ)・感想
コメント