車を日常的に乗る方のなかに、意外と多いのが夜の運転が怖いという方です。
怖いとまで感じなくても、昼間とちがって見づらいと感じている人も入れれば、相当数の方が当てはまると思います(私もそうです)
ちなみに、警察庁による時間帯別死亡事故の統計によると、16時~20時の発生が他の時間帯と比べて突出して多くなっているというデータも出ています。
夜間の運転は怖いと感じる感覚は、危機意識をしっかり持っている証拠で、むしろ良いことだと私は思います。
とは言っても、事故が起きるのは一瞬!
いっそうの安全運転のためにも、はやめの対策が大切です。そこで今回は、夜の運転が見えづらくなる原因と、夜間運転を見やすくするコツについてまとめています。
コツは、短期的にできるもの・長期的に取り組むものそれぞれあるので、お好みの方法をぜひチェックしてみてください(^0_0^)
夜の運転が見えづらい6つの理由
安全な夜間運転のためには、
「なぜ見えにくい?」
「なぜ怖く感じる?」
について、原因をしっかり把握することが近道です!
以下、夜の運転が怖いと感じる多くの人が挙げる理由を集めてみました。自分では気づいていなかった原因を発見する可能性もあるかも。効果的な対策方法を選ぶためにも、ぜひご覧ください。
- 夜盲症(鳥目)
- 目の酷使(パソコンを仕事中ずっと見てる等)
- 肩こり、首こりなど疲労蓄積による視力低下
- 対向車のライトが眩しい(ハイビーム)
- 街の光(ネオンや看板など)が眩しい
- 雨(前やドアミラーが見づらい)
夜の運転が見えづらいのは、おおよそ上記のようなところではないでしょうか。ここからは、それぞれの原因について、詳しく見ていきたいと思います(^^)/
夜盲症(鳥目)
夜盲症(鳥目)は、意外と自分では気づきにくいものです。
自分自身ではそれが当たり前という意識が働くので、特殊な状況が訪れなければずっと気づかない…なんてケースも有り得ます。
例えば、あなたと同じくらいの視力の人と夜一緒にいて、遠く離れた看板の文字などを「あの文字、見える?」と聞いたりする状況です。
この時、相手だけが見えてあなたが見えないとなれば、「視力同じくらいなのに変だな?そういや夜見えづらいと感じること多いな、もしかして鳥目!?」となって気づく。
こんな風な状況ってなかなかないですよね。無自覚な夜盲症(鳥目)の方は、実は多いのではないかとにらんでいます。
疲れ目
そもそも、視力は一定ではなく1日の中でも揺らぐもの。目覚めたばかりの朝は目の調子がいいけれど、夕方くらいになると目の疲れがたまり少し下がるのが一般的と言われています。そういう点では、誰しも疲れ目の影響はありますね。
ただ、普通の人よりも目を酷使していると、その影響はよりひどくなってしまいます。仕事でPCをずっと見ている、朝から長時間運転をしている、などの場合は視力はより揺らぎやすくなってしまいます。
肩こり・首こり
肩・首のこりは、頭痛や目まいなどいろいろな不調を引き起こしますが、視力への影響も大きいです。視力低下・視野狭窄などの原因になるとも。肩・首と目はつながっているので、逆に目を酷使すると肩こり首こりになりやすくなります。
疲れ目と同様に生活習慣によるものなので、すぐに劇的に改善するのが難しいのが悩ましいところです。(もちろん、後に対策方法をご紹介します。数日で効果が期待できる方法です)
ハイビームが眩しい
夜に運転していると、対向車のハイビームが眩しい!ということがありませんか?特にLEDの青白い光は強烈ですよね。すれ違う時くらいローにしてほしいものです。
天候などの条件によってはすれ違う瞬間に視界を一瞬奪われるほどの明るさなので、危険です。
また、後続車がハイビームというケースもありますね。これもなかなか目にキツイのです。ルームミラーやサイドミラーにも強烈に映りますし、何分もやられると目にじわじわと効いてきて地味ながら辛いです。
そんな厄介なハイビームですが、実は道路交通法上ではハイビームが基本とされています(他の車両とすれ違う時などを除く)。でも、都市部で走っていると、車間距離も狭く対向車も多いので、ローが適しているのかなと思います。
歩行者の早期発見などに効果的なのはわかりますが、こまめな切り替えはすべきなのでは?安全のためのハイビームが危険な状況を作り出しちゃ、本末転倒ですので。
街の光(ネオン・看板など)
都市部を走っていると、どこもかしこもネオンや看板でギラギラと光が溢れています。ミラーにも光が反射しなかなか辛いです。これは個人差あると思いますが、光に敏感な方は気をつけたいところです。
大雨で前がよく見えない
雨は昼でも厄介ですが、夜の雨はもう最悪です。視界がクリアじゃなくなるのはもちろん、前のガラスやサイドミラーに水滴がついてしまうのが特に危ないと思います。
車線変更時にサイドミラーを必ず見られると思いますが、ここに多量の水滴がついてよく見えなくなってしまうのは、非常に恐怖です。
さらにひどいのは台風時の豪雨。横殴りの激しい雨、周りの車がはね上げる水しぶき、ライトのまぶしさ等が、複合的に牙をむいてきます。
特に豪雨の高速道路は何が何やらわからないほどに視界を奪われるので、できる限り運転するもんじゃない!と個人的には考えています。
夜の運転を見えやすくする!おすすめ対策
昼間以上にたくさんの危険が潜む夜間運転、少しでも安全に近づけるために簡単にできるとっておきの対策2つをご紹介します!
1つ目は、ほとんどの現代人が使わない眠った筋肉を目覚めさせる方法「ロコムーブ」です。
目だけでなく身体全体に良い効果が期待できます。これはすぐに効果を体感できますが、続けることでさらに効果が期待できます。
2つ目は、ナイトサングラスです。眩しい光対策の定番ですが、プロのドライバーさんも愛用するなど口コミで人気のメーカーのものです。
厳選した2つの方法、ぜひお試ししてみてください!
👍疲れ目・肩こり・首こり対策に『ロコムーブ』
眼精疲労・ドライアイなどの疲れ目、肩こり、首こりにまとめて効果が期待できる効率の良い対策方法『ロコムーブ』をご紹介します!
目の疲れ・体の凝りの症状は、血流が悪くなるために起こるという点では同じ。おそらく、長時間の運転やデスクワーク(PC作業など)によって、これらの症状に悩んでいる方が多いですよね。一番簡単なのはそういった習慣を辞めることですが、仕事などをいきなり辞めてライフスタイルを変えるのは現実的ではありませんよね。かといって、こまめに休憩・ストレッチをしましょうじゃ効き目は薄いです。
そんなときに役立つのが、「ロコムーブ」という方法です!
たった3つの動きをするだけで、肩・首・腰・足など体の大半の筋肉に働きかけることができる効率の良いストレッチです。
この動画はロコムーブの雰囲気をまとめたものですが、1分22秒の両腕を広げ胸を大きく開いたポーズをやってみてください!
「おっ!?」と驚かれるかもしれませんよ。
ロコムーブの秘密は、広背筋という上半身と下半身をつなぐ大きな筋肉にあります。こ
の筋肉は日常生活ではあまり使われることなく眠っているのですが、ここを刺激することで、普段凝り固まっている筋肉が広範囲に緩むのです。
「本当に?」と思われるかもしれませんが、ロコムーブを提唱する中嶋輝彦さんは企業向けレッスンなどもやっており、体験者の評判も上々のようです。私は、中島さんが書いたロコムーブの本『動ける身体を一瞬で手に入れる本』を読んで以来、ずっと実践しています。
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ロコムーブは主に3つの動きがあるのですが、とくに『フェニックス』(動画の1分22秒のポーズ)が簡単で、目・肩・首に効きます。肩こりの自覚症状を引き起こす僧帽金、肩甲骨まわりなどの筋肉がゆるむのがすぐに体感できますよ。
こんな体の使い方があったのか!
と感銘を受け、かれこれ2年程続けています。血流が改善し目が楽になるのはもちろん、姿勢が良くなる、猫背も改善・歩くスピードがアップするなどいろんな効果を実感中。意識しないとなかなか動かせない広背筋、そのまま使わずに眠らせていると大損です。
肩・首こりがひどい人ほど、クセになると思いますよ。
👍車のライト・ネオンなど眩しさ対策に『ナイトサングラス』
夜間運転の眩しさ対策にナイトサングラスは定番かもしれませんが、何を使うかによってけっこう差が出ます。眩しい光を軽減できても、視界が暗い・信号の色がわかりにくい等、別の悩みが発生しまうケースも・・・。
サングラス選びは難しいですが、迷った時はメイソウの「ナイトナビゲーターサングラス」がおすすめです。こちらの画像から、このサングラスをかけると、どんな風に見えるのかを確認できます。
これは、可視光線透過率約90%なので、眩しい光をしっかりカットしつつも視界は明るく見やすいんです。夜のトンネルでも見やすいですし、もちろん信号の色もちゃんと見えます。見えやすさの程度は個人差があるかもしれませんが、口コミ評判も良いので多くの人が効果を感じていると言えます。何より、トラックの運転手やタクシードライバーなど仕事で長時間運転する人の感想があるのが魅力ですね。
また、紫外線やパソコン・スマホ等から出るブルーライト(青色光線)もカットできるので、昼夜問わず目を守ることができます。
すでにお持ちの眼鏡に装着して使えるハネ上げ式クリップオンタイプ、通常のメガネタイプ、レディース用など種類がいろいろあります。使い勝手の良い好みのデザインのものを選んでみてはいかがでしょう。
夜の運転が怖い!原因・対策 まとめ
夜の運転が怖い理由と対策について見てきましたが、いかがでしたでしょうか?ここで、簡単に内容を振り返っておきたいと思います。
夜の運転を怖くさせる原因
・夜盲症(鳥目) |
夜の運転を見やすくする対策
・ロコムーブ |
原因は多いですが、
目の酷使・肩こり・首こりは、「ロコムーブ」
車のハイビームやネオンなど街の眩しい光は、「Night-Navigator」
といった風に、まとめて対策することが可能です。
夜盲症(鳥目)については、症状が個人差が激しいのでどちらか自分に合っていそうな対策を試して様子を見るのが良いかと思います。
とくにロコムーブは効果が凄いわりにあまり広まっていないのが、ちょっと悲しいところです。もっと広まってくれたらいいなあと願っているので、試してみて効果に驚いたらぜひお知り合いの方にもすすめてあげてください。
それでは、しっかり対策して夜間も安全運転でいきましょう!
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