9月16日に千葉・幕張メッセ・イベントホールで行われる『RISE WORLD SERISE 2019』にて、RISE世界フェザー級王者・那須川天心との試合が決まっており、話題を集めている志朗!
過去の戦績を見ても、その強さが際立つ注目の選手です。
この日一夜にして一躍有名になるかも!?
そんな志朗選手の今までの戦績について、まとめています。
彼の強さがどんなものか、有名選手との試合結果をふまえると、見えてくるのではないでしょうか。ぜひ、ご覧になってみてください。
志朗のプロフィール・階級
この投稿をInstagramで見る
志朗
|
年齢は2019年現在で26歳と若く、まだまだこれから期待が
特技はタイ語となっていますが、志朗選手は中学卒業後に単身でタイに渡り、ムエタイ修行をしています。
バンコク最大のスラム街であるクロントイ地区の96ピーナンジムで、現役ムエタイ選手ともに同じ場所で過ごしています。
当時のジムでの練習の様子や、日本とタイとの違い・ムエタイへの想いについて、ご本人が語っている映像があります。
「(ムエタイの世界は)天辺が見えない」
「日本でムエタイをやっても意味がないと思うし、ムエタイのルールで勝ってこそ意味がある事なので、やはりタイでやって勝ちたいです」
など、ムエタイに対する真摯な姿勢が印象的です。
ムエタイに魅せられてひたすらにそれに打ち込む姿、引き込まれるものがありますね☆
主な獲得タイトル
この投稿をInstagramで見る
続いて、主な獲得タイトルについて見ていきましょう。
|
ムエタイのタイトルがずらりと並んでいます!
2016年1月10日 ISKA世界ムエタイバンタム級1位のダニエル・マックグオーンに勝利し、王座についています。
さらに、2017年1月8日 東京・後楽園ホールで行われた試合で、タイの元BBTV王者・ルンピニースタジアム認定スーパーバンタム級6位のバカイペット・ニッティサムイに5RKO勝ちをしています。
またタイでの試合を数多くこなしており、国内より国外での試合が多いのが特徴です。ムエタイの強豪たちと戦い、幾多の勝利を重ねてきています。
戦績・強さ
この投稿をInstagramで見る
日本国内での戦績は、、
22戦17勝1敗4分
となっています!
対戦相手など詳細はこちらです。
①2010年1月17日 東京・後楽園ホール(デビュー戦) 3分2R。
対戦相手:橋本貴行(山田ジム) 結果:2R 1分49秒 TKO / 志朗勝利
②2010年5月16日 東京・後楽園ホール 3分2R 対戦相手:薄井将徳(八景ジム)。 結果:判定 / 志朗勝利
③2010年8月29日 東京・ディファ有明 3分2R 対戦相手:雷神浜田(野本塾) 結果:2R 2分45秒 TKO / 志朗勝利 ④2011年1月16日 東京・後楽園ホール 3分3R 対戦相手:新日本キックボクシング協会認定 バンタム級3位 阿部泰彦(JMN) 結果:判定 / 志朗勝利
⑤2011年5月15日 東京・後楽園ホール 3分3R 対戦相手:新日本キックボクシング協会認定 バンタム級暫定王者 江幡塁(伊原ジム) 結果:判定 / 江幡塁勝利
⑥2011年8月28日 東京・ディファ有明 3分3R 対戦相手:ラジャサクレック・ソーラワピン 結果:引き分け
⑦2012年1月15日 日本タイトル王座挑戦決定戦東京・後楽園ホール 3分3R 対戦相手:新日本バンタム級5位 古岡大八(藤本ジム) 結果:判定 / 志朗勝利
⑧2012年5月13日 日本バンタム級タイトルマッチ東京・後楽園ホール、3分5R 対戦相手:新日本キックボクシング協会認定 バンタム級王者 江幡塁 結果:ドロー
⑩2012年8月26日 東京・ディファ有明 対戦相手:ジョムラーチャノン・トー・ラブー 結果:2R 1分12秒 KO / 志朗勝利
⑩2013年1月13日 東京・後楽園ホール 3分5R 対戦相手:ラジャダムナンスタジアム認定 バンタム級1位 フォムペット・チュワタナ(タイ) 結果:ドロー
⑪2013年5月19日 東京・後楽園ホール 3分5R 対戦相手:ラジャダムナンスタジアム認定 スーパーフライ級8位 サイロムノーイ・ティーデット99(タイ) 結果:5R 2分27秒 KO(バックハンド) / 志朗勝利
⑫2013年8月25日 ランシット・スタジアム認定インターナショナルバンタム級王座決定戦東京・ディファ有明 3分5R 対戦相手:パヤックカムロン 結果:判定 / 志朗勝利(志朗新王者)
⑬2014年1月12日 東京・後楽園ホール 3分5R 対戦相手:WBCムエタイ日本 スーパーバンタム級王者 宮元啓介(橋本道場) 結果:判定 / 志朗勝利
⑭2015年1月11日 東京・後楽園ホール 3分5R 対戦相手:WBCインターナショナル スーパーバンタム級王者・ISKA世界ムエタイ フェザー級王者 国崇(本名:藤原国崇) 結果:判定 / 志朗勝利 ⑮2015年5月17日 ISKAムエタイ世界バンタム級世界ランキング戦東京・後楽園ホール 3分5R 対戦相手:ネストル・ロドリゲス(スペイン) 結果:2R KO / 志朗勝利
⑯2016年1月10日 ISKAムエタイ世界バンタム級王座決定戦東京・後楽園ホール 3分5R 対戦相手:ダニエル・マッグウォーン(イギリス/チーム・ティュージム/ISKA世界バンタム級1位) 結果:判定 / 志朗勝利(志朗が新世界王者となる)
⑰2016年5月15日 東京・後楽園ホール 3分3R 対戦相手:ライアン・シェーハン(アイルランド)。 結果:ドロー
⑱2017年1月 東京・後楽園ホール 3分5R 対戦相手:バカイペト・ニッティサムイ(タイ) 結果:5R 3分10秒 KO / 志朗勝利
⑲2017年5月14日 ISKAムエタイ世界王座防衛戦東京・後楽園ホール 3分5R 対戦相手:アドリアン・ロペス(スペイン) 結果:3R 1分50秒 KO / 志朗勝利
⑳2018年5月20日 名古屋ホーストカップ ISKAムエタイ世界王座防衛戦 3分5R 対戦相手:ゴンサロ・テバル(挑戦者・WPMF世界Sバンタム級王者/スペイン) 志朗 TKO勝利 2R2分43秒
㉑2018年11月17日 RISE129 両国国技館 対戦相手:工藤政英(第3代RISEフェザー級王者・新宿レフティージム所属) 3対0志朗勝利
㉒2019年3月10日 RISE WORLD SERIES 2019 1st ROUND 58kg 3分3R 大田区総合体育館 対戦相手:ウラジスラフ・ミキータス(ウクライナ) 3R TKO志朗勝利
㉓2019年7月21日 RISE WORLD SERIES 2019 2nd ROUND 58kg 3分3R延長1R エディオンアリーナ大阪 対戦相手:ルンキット・ウォーサンプラパイ (タイ/ウォーサンプラパイジム/ラジャダムナンスタジアム スーパーフェザー級王者) 延長R 判定2-1 ※9-10、9-10、10‐9 志朗勝利 |
注目の過去試合 ルンキット戦
多くの試合を重ねている志朗選手ですが、なかでも個人的に印象に残っている試合は、2019年7月21日に行われた「RISE WORLD SERIES 2019 Semi Final Round in OSAKA」での試合でした。
ラジャダムナンスタジアム認定スーパーフェザー級王者ルンキット・ウォーサンプラパイと激闘の末、勝利をおさめています!
試合前の評判は、ルンキットが勝つのでは?という声が大きかった印象でしたが、下馬評を覆しました。
序盤はやや劣勢に見えますが、徐々に盛り返していく様は熱くなるものがあります。
ちなみに、このRISE WORLD SERIES 2019 Semi Final Round in OSAKA 58kg級トーナメントでは、出場選手8名中日本人は2名のみ!
那須川天心と志朗の2人だけだったのですが、ルンキットに勝ったことにより、2019年9月16日の決勝戦は、日本人対決というドラマチックな展開になりました。
そういった点でも、この試合はインパクト大の試合でしたね。
まとめ
以上、志朗選手のプロフィールや戦績・強さについて見てきました。
タイのなかでも厳しいことで知られる96ピーナンジムで練習を積み、タイで数多くの試合をこなし、さらに日本国内の試合でも勝利を重ねています。
ルンキット戦では気持ちの強さが際立っていましたね。キックボクシングのルールにしっかり適応し、着実に進化しているのは間違いありません。
今後、ますます強くなるのではないでしょうか。これからのさらなる活躍に期待の選手です☆
コメント