お酒の席でのマナーはいろいろあります。特に、新社会人・新入社員としてスタートを切る時には、いやでも意識してしまいますよね。上司への気遣い、お酒のつぎ方などの振る舞い、楽しいはずの飲み会ですが、行く前から心配になるなんてことありませんか?
私自身、あまり大勢でわいわいするのが苦手で、お酒も飲めない体質のため、なかなかプレッシャーに感じていました・・・
でも、ある一つの考え方をインストールしたことで、かなり精神的なストレスが消えて落ち着いて周りが見えるようになりました!苦手意識も薄れ、気負いすることがなく参加できています。
これを知っているかどうかで大きな違いが生まれる1つの考え方をご紹介します🍺飲み会がいやだな~と思っているあなたに、届けば幸いです☆
お酒のマナーをいくつも意識するのはいったん忘れよう!
「忘れよう!って、いきなりなぜ!?」と思われたかたもしれませんが、それには理由があります。まず、一般的に宴会の席での新入社員がしたほうがいいとされているマナーは、ちょっと多すぎやしないでしょうか。例えば、、、
- 席順
- 乾杯の仕方
- お酒の注ぎ方
- 料理の取り分け
- その他いろんな気配り(店員さんを呼ぶ、おしぼり・お皿など配るetc)
などなど。もしも、会社でのお酒の席に参加した経験がほぼないのなら、こんなにもたくさんのことを
「全部覚えてそつなくこなそう!」
と意識するのは、むしろ逆効果になる可能性があると思います。
過去の私は、いろんなサイトを参考にしまして「よし、全部やるぞ!」と意気込んだものの、結局のところ終始緊張してしまい、あたふたして終わった・・・という思い出がございます・・・
いろいろしないといけない!と思うことは、言い換えるなら、”いろいろ気配りできてる人と思われたい”でもあるのです。
ただでさえやることが多くて大変なのに、意気込めば意気込むほど、余計に人の目が気になってしまい、緊張して余計にプレッシャーになってしまうという負のスパイラルが引き起こされてしまいます。
また、「飲み会で上司が見ているポイント」などもいろいろ言われますよね。これも飲み会の場に苦手意識がある人にとっては、やっかいな情報です。例えば、、、
- 乾杯のグラスの位置
- お酒を注ぐタイミング、注ぎ方
- 会話中の態度(礼儀をわきまえているか)
- 会計時に”奢ってもらって当然”の態度をしてないか
- お礼が言えるか(当日だけじゃなく、翌日も!)
などが代表的なところでしょうか。このような諸所のマナーや上司のチェック項目ついては、
とりあえず、いったん忘れてしまいましょう!!
そう、私は提言します。より良い行動はより良い精神状態から生まれます。あれもこれもしないといけない!!というプレッシャーから自分を解放してあげて、まずは気持ちをリラックスしてみることをおすすめします🍵
会社の飲み会が苦手じゃなくなる!新入社員がインストールすべき1つの考え方
いろんな宴席でのマナーをいったん忘れてどうすればいいのか?
それは、たった1つの考え方をインストールするだけでいいんです。これだけで、苦手意識は薄れ、行動は大きく変わると思います☆
その考え方とは、、、
新人は、飲み会でマイナス評価はない!やればやるほどプラスになるだけ!
これを意識するだけです。この言葉の意味について補足しておきたいと思います。
いちばん下っ端の立場になるわけなので、とにかく気が付いたら敬意を持って礼儀ある振る舞いをすればよいのです。お酒を注ぐ、取り分ける、などやればやるほど加点されると考えてみてください。
「あれもこれもやらないといけない!」とプレッシャーに感じてしまうと、後で「あれもできなかった・・・これもできなかった・・・」と落ち込み、自分の中で減点方式の考え方で、採点してしまいます😢さらに苦手意識が増大していってしまう恐れがあります。
ではなく、”気づいたことだけを着実にやるだけで、加点されていく!”こう考えるだけで充分です。そして、リラックスすることで、
自然に自分らしさが出てきます
自分をアピールする!というよりは、自然に滲み出るようなイメージで。これはリラックスさえしていれば、自ずとなると思います。
会社の人達は、あなたの人柄を見たいと考えています。でも、マナーばかりに気を取られていては、なかなか素が出ません。だからこそ、あまり意識しすぎずに、気持ちを和らげることが大切です。
続いて、さらに気持ちが楽になるとっておきの考え方をお伝えします!お酒のマナーと言えば、「新入社員・新社会人が意識すべきこと」と思われがちですが、そうではないのです。上司にも、いろいろ苦悩があるものなんです。
上司もこっそり悩む!?宴席でのマナーについて
飲み会での振る舞い方は、とにかく新人がちゃんとできているかどうか、について注目されますが、実は上司も気がかりな点があるのです。あなたの上司も「○○で、さらに上の立場の人から怒られやしないだろうか」と、不安になっているかも!?
これを知ることで、自分の上司に対する見方が良い風に変わるのではと思います。
上司(特に中間管理職)が抱えている不安とは、次のように指摘されてしまうことです。
「上の者がやることじゃない」
「新人の教育がなっていない」
つまり、新人がすべきようなことを率先してやったりしてしまうと、後でさらに上の立場の人から上記のようなことを指摘される場合があるのです。
そうです、上司も実は怒られる可能性があるのですね。新人だけが、プレッシャーに感じる必要はないというわけです。もちろん、社風にもよりますし、こういった風潮と無縁の会社もありますが、まだまだこの考え方は根強いように感じます。
こう考えることで、あなたと上司はチームなんだ!と少しだけ思えてこないでしょうか。あなたの振る舞いに目を光らせている嫌な上司は、ある意味では同志でもあるわけです。しかも、あなたの行動が上司の運命を握っていると、こっそり思っておくと楽しいかもしれませんね☆
ただ、上司はベテランですから、社内の雰囲気をよく把握し、メンタルも鍛えられているので、新人ほどプレッシャーに感じている人は少ないとは思いますが、このような見方をしてみるのも有効でしょう(^0_0^)
まとめ
新社会人の飲み会のマナーに大切な考え方・心得について見てきましたが、いかがでしたでしょうか?
よくある「新入社員がやるべきことリスト」というよりは、苦手意識がなくなる考え方についてお伝えしました。ただ、この考え方を採用することで、結果的にやるべきことも精神的に楽にできることに繋がると思います。具体的なノウハウを意識する前に、考え方を切りかえてみることが大切です。それが結果的に、より良い振る舞いにつながっていくのですから。
今回のポイントを要約すると、、
- いったんマナーは忘れて、プレッシャーから自分を解放してあげる
- 飲み会での新入社員の振る舞いは加点方式(気づいたことだけやればいい)
となります。そうです、初めのうち意識すべきは「新人はとにかく迷ったら動く!プラス評価になるだけだから」ということだけで充分です。後は、相手に対する敬意・礼儀の気持ちさえ持っていればOKです。
ぜひ、リラックスして飲み会に参加してみてくださいね。楽しいお酒の席になることをお祈りしています♪
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