お笑い芸人の延藤ミッツェル五朗さんをご存知でしょうか?現在は東京でピン芸人として活動されていますが、以前はにわとりヘッドというトリオで活動してました。トリオ時代には『有田チルドレン』などテレビ番組にもちょこちょこ出ていましたね。有田さんなどにイタイ奴という感じでいじられていた、芸人さんです。
そんな延藤ミッツェル五朗さんが、東京は原宿竹下通りにお笑い劇場をオープンさせようと活動していることを知りました!クラウドファンディングで資金を集めているのですが、この計画が徐々に有名になってきています。どうして若手芸人が劇場をつくろうと決意したのか?など、とても関心を持ちました。
今回は、延藤ミッツェル五郎さんがお笑い劇場をつくろうと決意した理由、延藤さんを応援する有名人について書いています。あと、昔に延藤さんのネタ(パプワ時代)を見たことがあるのでその感想も書いています。
延藤ミッツェル五郎とは?芸歴や彼女はいる?
お笑い劇場の話などの前に、そもそも延藤ミッツェル五朗って誰?という方のために簡単に芸歴などプロフィール的なことをまとめてみました。さらに、「有田チルドレン」出演時に明らかになった情報も、覚えている範囲でのせてます。
生年月日:1985年5月1日生まれ
血液型:B型 出身:岡山県 芸歴:NSC27期生 |
NSC27期を卒業後、何組か結成しては解散し、パプワとして活躍されます。この時は、M1準決勝に残り大阪のインディーズお笑い界ではかなり輝いていたコンビでした。パプワ解散後は、にわとりヘッドとして大阪で活動を始めます。その後東京へ進出、事務所も吉本からサンミュージックに変わります。トリオ時代はテレビ出演が何度かあったので、お笑い好きな人は目に触れる機会が増えたのではと思います。
「有田チルドレン」出演時に暴露された情報
さらにつっこんだ情報が、テレビ出演時に暴露されていました。暴露してたのは、パニーニの飯沼さん。何とNSC同期生で大阪時代からの知り合いということもあり、かなりリアリティあるおもしろい内容でした。飯沼さんやにわとりヘッドの相方が語っていた延藤さんの情報をまとめてみました。
・相方の悪口よく言う
・新ネタのことを新しいシステムと言う
・ずっと彼女いるのに「彼女いない」と嘘ついてる
・ファンのことを「ひよこちゃん」と呼ぶ
などなど、たしかにイタイといじられるだけのことはありますね~いい意味で。コンビ・トリオの活動ではリーダーで仕切っていく感じの延藤さんだけに、逆にいじられている感じに好感持ったという人も多いのではと思います。特に、新しい形のネタをシステムと呼ぶ・彼女いるのにいないと嘘つくは、テレビで言われると相当恥ずかしいと思います。でも、ある種人間らしさがでて良いと思います。
何度か大阪のインディーズお笑いライブ(コメディスタジアムかZAZAのライブなど)でパプワ時代のネタを見たことがありますが、いつも一番ウケていた気がします。チャラ男風の格好をして「ドドスコスコ~」と言いながら、あるあるネタを言うスタイルでしたが抜群の安定感でした。このネタでM1準決勝までいきましたが、もう売れるのでは!?と感じましたね。テレビでネタをしている様子が容易にイメージできたので。でも、実際はブレイクせず解散…。売れるのは並大抵のことじゃない、厳しい世界ですね。
原宿に劇場を作る理由とは?
延藤さんが原宿竹下通りにお笑い劇場をオープンさせようと頑張るのか不思議に思いませんか?まだブレイクしていない若手お笑い芸人が、劇場をオープンさせるなんてそんな大それたことをなぜ!?と。
ところが、このプロジェクトへの支援の輪が広がってきているのです。現在クラウドファンディングで資金を募集中なんですが、金額もけっこう集まっていて軌道に乗っているようです。
とはいえ、一若手芸人さんが劇場オープンさせるんだ!と決意するのは相当のことだと思います。どんな理由があるのか気になったので、調べてみました。
原点である「寄席小屋」を東京に!
延藤さんの芸人としての原点は、寄席小屋なんだそうです。大阪には事務所にも所属していないインディーズ芸人さんがライブをする小さな劇場があります。私の知るいちばん小さな寄席小屋は心斎橋にある「笑穴亭」です。こちらに出演されるのはほぼインディーズ芸人さんで、これからブレイクするかもしれない若手を格安料金で見ることができます。
他にも寄席小屋よりは広い海上ですが、コメディスタジアム・Cマンなどのライブが行われる阿倍野市民学習センター、バトルフィールドが行われるトリイホール、ザザポケッツなどがあります。大阪時代の延藤さんが主に活動されていた、こういった会場のことを原点と考えられているのだろうと思います。
笑穴亭
阿倍野市民学習センター
インディーズ芸人さんのライブは、芸人自らがチケットを街に出て売りにいきます。お客さんに声をかけ、どんどん呼び込みをして集めるのです。道頓堀あたりを歩いていると、たまに声をかけられたりします。NGKやよしもと漫才劇場に出ている芸人さんとちがい知名度が低いので、毎回満席にするためにはこの方法がいちばん良いのでしょうね。値段が500円程度と安いこともあり、けっこうお客さんが入ってくれます。こういった集客方法なので、お客さんの年齢・性別も毎回バラバラ。ネタを磨き上げていくには、うってつけの場所なのでしょう。(リピーターが多いと同じネタをするのは厳しいですしね)
しかし、東京ではそんな寄席小屋のような場所が少ないのだそう。どうもリピーターのお客さん、コアなお笑いファンが多いと延藤さんは感じられたようです。言い換えると、お笑いを見にいくという習慣がある人がまだまだ少ないということ。
なので、誰でも気軽にファーストフード感覚で入れる劇場を作りたい!と竹下通りに劇場オープン計画を決意されたようです。「今まで劇場に見にくる習慣がない人にも見てもらう」「ネタを磨きたい若手芸人のための場をつくる」と、お笑い界全体のことを考えて動くという、スケールの大きな話だったのですね。いや~延藤ミッツェル五郎は熱い男です!
☑延藤さんのプロジェクト詳細はこちら
延藤さんのツイッターを見ると、たくさんの支援者の方が紹介されていて、続々と資金が集まっているようです。ゆんぼだんぷのカシュ―さんなど大勢の若手芸人さんが支援してますね。また、事務所の先輩である小島よしおさんも応援していたり、最近ではダイノジの大谷さんが延藤さんこのプロジェクトに関するツイートをリツイートしたり、知名度が上がってきています。さらに支援が加速しそうで、今後の展開が気になるところです。
まとめ
今回は、延藤ミッツェル五郎さんのプロフィールと、原宿竹下通りお笑い劇場オープン計画について見てきました。
大阪で活動されていた時にたまたまネタを見たことがありましたが、今や東京で壮大な目標に向かって頑張っておられましたか!と、驚きました。この行動力・熱い気持ちを維持するのはすごいと思います。長期的な活動になると思いますが、これを通してお笑い界に良い変化が起こるといいですね。たくさんの資金が集まることを願っています。
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