ミヒャエル・エンデ『モモ』の読書感想文 「時間とは生きるということ」

今回は、ミヒャエル・エンデの『モモ』の読書感想文です。この物語は、小学校高学年・中学生の読書感想文の課題としてもおすすめの一冊です。本を読みおえると、他の人はどんな感想をもったのだろう?と気になることがありますよね。そんな時にひとつの参考になればと思って、書いてみました。

ペン万年筆

これから感想文を書こうと思っている小学校4年生・5年生・6年生・中学生のあなたにも、ヒントになる内容となっています。文字数は、1170文字程となっています。青少年読書感想文全国コンクールの応募要項で、小学校高学年の部(5、6年生)は1,200字以内なので、それに合わせました。もちろん、例文として自由に使ってもらってもOKです。そのまま使うのはコピペ・パクリになり、バレてしまうので気をつけてくださいね。

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「時間とは、生きるということ」

私は、時間を使うのがあまり上手ではありません。知らない間に過ぎてしまって、また明日にやろうと寝てしまったりすることがあります。何でも、要領よくこなす人は見ていてすごいと思います。そんな私が、気になった本は『モモ』でした。時間どろぼうと女の子が対決するお話ということで、とても興味がありました。

主人公の女の子モモは、1人で円形劇場あとに住んでいて、学校にも行っていないので、ありあまるほど時間があります。夜、星空を1人で何時間も見ていることもあります。宿題や塾がある私とは大違いです。友達もたくさんいて、2人の親友ベッポとジジなどと楽しく暮らしていて、街にはとてもゆたかな時間が流れていました。

でも、時間貯蓄銀行の灰色の男たちが街に現れてから、みんなの時間の使い方が変わります。男たちは、街の大人たちに普段いかに時間をムダにしているかを説明し、時間貯蓄銀行に預けて、利子をつけてふやした方が得だと言いました。そして、みんな時間を節約するように、忙しく働くようになったのです。
大人は仕事に追われ、子どもは「子どもの家」で勉強になる遊びを教えられ、まるで私たちのようだと感じました。灰色の男たちのしわざで、みんな怒りっぽくなったり落ち着きがなくなったりして、心もギスギスするようになっていきました。

私は、「ムダなことをやめ一生懸命働いてお金持ちになっても、本当に幸せなのだろうか?」と疑問に思いました。どこかおかしいと思いながらも、せきたてられるように毎日忙しく働く人たちのことが書かれた所は、読んでいて悲しかったです。一人一人はおかしいと思いつつも、世の中全部がそうなってしまったら、簡単に止められない怖さを感じました。
しかし、モモの活躍によって時間貯蓄銀行にあるみんなの奪われた時間を取り戻されます。みんなの心に時間の余裕ができ、元の世界に戻りました。
モモを読んで、ふだんあまり意識しない時間の使い方について考えることができました。
灰色の男たちが言うように、友達と遊ぶなどのムダなことをやめて、勉強・働くことだけを頑張るのは、本当にいいことなのだろうか?と。
私は、どちらも大切だと思いました。遊んでばかりもダメだし、勉強や仕事だけなのも心が疲れてしまいます。バランスを取ることで、いきいきとした時間になると思うのです。

本に出てきた「時間とは、生きるということ、そのものだからです」という言葉が、とても印象に残りました。つまり、時間と命は同じような意味だと思います。だから、いちばんいけないのは、時間を何となく使うことだと感じました。それは、命をムダにしているということだから。私が時間を使うのが下手なのは、時間の大切さを充分わかっていなかったからだと思いました。これからは、時間のありがたさを感じながら、毎日を大事に生きていきたいと思います。

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まとめ

ミヒャエル・エンデ『モモ』の読書感想文、いかがでしたでしょうか?時間の使い方について考えたことをテーマに書いてみました。このお話のあらすじをギュッと要約すると、「モモと時間泥棒が対決し、みんなの奪われた時間を取り戻す」というハラハラドキドキのわかりやすいストーリーなんですが、台詞や時間についての説明は深くて考えさせられる表現が多いです。

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なので、読書感想文は深く書こうと思えばいくらでも深い内容にすることができる一冊です。時間を節約する大人たちの生活習慣を資本主義と関係づけて書いてみたり、時間そのものについて考えたことを、書いてみたり。時間について本当にわかっている人は、大人にだってまずいないのだから。(時計やカレンダーなどは時間を人間が刻んで測っているだけで、時間そのものについては何も説明していません)

とくに、深い感想文を書きたいなら、12章を読んでみてください。この章に出てくる「時間の花」の描写は、神秘的でこの世の秘密をのぞいたような気持ちになる、おすすめのシーンです♪ここは、哲学的と言われたりもします。言葉では伝えにくいのですが、とにかく心で感じるシーンです。ここ深く感じれば、コピペ・パクリ・文字数稼ぎの悩みはすっかり消えて、感想がどっと湧き出してくるはずです。

『モモ』のあらすじ、読書感想文の書き方のコツについては、関連記事をのぞいてみてください。本文を読まなくても大丈夫なくらい、詳しくわかるあらすじもあります♪

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